涙あり、笑いありの感動の名作「生まれ変わってもまた、私と結婚してくれますか」。
初恋を実らせて結婚をした薫と寅之介。幸せな毎日を送る二人ですが、なかなか子供を授からなくて薫が周りから(近所の人)色々と言われるシーンがあります。
その時の寅之介の言葉が感動でした。
今回は薫をかばう幸せな怒号(2巻より)です。
では、さっそく書いていきますね。
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寅之介が浮気?薫に詰め寄る近所の方々。

玄関の掃除をしていた薫に、突然近所の方々が詰め寄ります。
近所の方々「あなた旦那さんと上手くいってる?」
薫「はい?」
近所の方々「私たちねぇ、聞いちゃったのよ。お宅のご主人が浮気してるって」
どうやら、寅之介に10歳から80歳までのたくさんの愛人がいるという噂があるよう。
しかもすでに隠し子が5人もいて、男にまで手を出しているのだと近所の方々は言います。
それを聞いた薫は、
「私の夫はそんな人ではありません。寅之介さんは…こう…お世辞にも女性にモテるタイプではないので笑」
と否定しますが…
結婚して3年目。子供がいない薫へのひどい言葉
否定した薫に近所の方々はさらに続けます。
近所の方々「だっ、だけどあながち嘘じゃないんじゃないの!?お宅結婚してもう3年以上でしょ。なのに子供ができないのは、夫婦仲が上手くいってない証拠じゃない?」
だから、寅之介は他の女に走ったのだとか、薫に冷めたのだとか、お姑さんたちがかわいそうだ…など色々言われる薫。
最後には
「どうするの?このままじゃアナタ、このお家にいられなくなっちゃうわよ」
とまで言われてしまいます。
黙って近所の方々の言葉を聞いている薫。
そこに寅之介が登場して…!
寅之介の幸せな怒号
「いい加減にしてもらえませんかね」
怒りに満ちた寅之介が登場します。
寅之介「さっきから聞いとれば、見当違いなことをペラペラと」
寅之介の登場にひるんだ近所の方々は「冗談だったと」言いますが…
寅之介「冗談だろうが何だろうが、俺の嫁を傷付けるんは許さんぞ!!」
近所の方々「そ、そんなに怒ることないじゃない。むしろあなたが言いづらいだろうことを、代わりに言ってあげたんだから感謝してほしいくらいよ!跡継ぎがデキなきゃ離婚だってあり得ることでしょう!?」
その言葉に寅之介は
寅之介「だから、それが見当違いだって言っとるんじゃ。子供は授かりもんや。授かれば幸せ、授からんくても幸せやって、そう心底思える相手だから…好きでたまらん相手だから俺は薫と一緒になったんや。何言われても離れるつもりはないからな!!わかったか!!」
と答えます。
薫は嬉しそうに寅之介に「ありがとう」と言い、近所の方々も反省し薫に「無神経なことを言ってごめんなさい」と謝罪。
噂も嘘だったのね…と近所の方々は帰っていきます。
噂のでどころ。犯人はやっぱりアイツだった。
この一連の流れを陰から見ていたのは…二人の幼馴染で友人の「豪田昴」。
噂のでどころも昴。
圧倒的なハッピーエンドに悔しがる昴…実は彼は小説家で、
「小説を書くには、あいつらからネタを頂かないといけないのに!小説は事件が起きないとおもしろくないの!!俺はあの二人が夫婦の危機をどう乗り越えていくのかリアルな反応が見たい!ドロッドロの修羅場が見たい!!」
そう、昴は二人の修羅場を見るために(小説のネタ)ウソの噂を流したのです。
当然、それは薫と寅之介にバレて昴はボッコボコに笑
そんな厄介な幼馴染・昴ですが、二人のことを本当に大切に思っていて
二人に子供ができた時は涙を浮かべたり、心の中で感謝していたり。
問題のある人ですが、憎めないキャラクターです。