本当なら「悠斗討伐戦で死ぬ」という運命だった天馬。
幼少期から自らの死の時期を知っていた天馬は(最強の式神を継承した天馬には、最期を知る義務があって有馬から知らされていた)、
特異点(悠斗討伐)までは何があっても生き抜こうと戦ってきました。
言い換えると、特異点で死ぬつもりで戦ってきたのです(特異点まで生きることが戦う意味だった)。
だからこそ、生き残ってしまった自分の戦う意味について悩み始めるのですが
出した答えに「え?笑」でした。
仲間の向こうに見えたのがそれ?笑
いや、チラッと見えてたけども笑
では今回は「天馬が見出した戦う意味」についてです。
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苦しみから解放された天馬「ここは俺がいる世界じゃない」

『蠱毒の儀』で生き残り、“貴人”の継承者となった天馬。
その時に、授かった力は二つ。
一つは、蠱毒の儀で死んだ者たちの呪護者の力…
そしてもう一つは、太陰になれなかった(死んだ)双星のなれの果て“貴人(式神)”です。
この貴人の怨念や死の呪縛に、天馬は長い間苦しめられてきました。
しかし、そんなずっとまとわり憑いていた太陰の守護者たちも、悠斗討伐戦をきっかけに消えてしまい
天馬は、今まで感じたことのないほどの穏やかな日々を送ります。
が
そんな“普通の日々”を
「俺はもっと血生臭え地獄のような世界で、ぐちゃぐちゃになって死ななきゃいけねぇ人間だろうが……!」
今まで、たくさんの死を踏みつけてきた天馬にとって、“普通の日々”を送る自分が許せないのでした。
俺は何のために戦うのか
特異点まで生きることを目指して戦ってきた天馬。
生き残った今、一体何のために戦うのか。
ろくろや士門は大切なものを守るために戦っている…でも、自分には命をかけてまで守りたいものなどあるのだろうか…
そう思いながら、天馬は仲間たちの顔を思い浮かべます。
そして…
あった――――…!!

そう、天馬が命をかけて守りたいもの…
それは『みたらし団子』です笑
8歳で、乙女ゲームの極悪非道ラスボス女王プライドに転生していたと気づいた私。みんなも攻略対象も不幸にして、待ち受けるのは破滅の未来!?皆を救うため、攻略対象の悲劇を防ぐためにプライドは――…!!
まとめ
士門のために悪役を買ったりしたこともあったので、士門を思い浮かべるのかと思いきや
どうやら士門は団子の隣くらいらしいです。
天馬の真面目な顔で「あった――…!!」って言ったときに
「え?うそでしょ?」って本気で思いました笑