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あらすじ
どんなに苦しくても、心を殺し聖女として力を捧げてきたミリアは、いつしか「人形聖女」と呼ばれるようになっていました。
そんなある日、王子から婚約破棄され新しい聖女・レイニー伯爵令嬢を紹介されます。
聖女のお勤めは気絶しようが苦しもうが、力を搾り取られる過酷なもの……レイニーの体を心配したミリアは、
「レイニー様だけに強いるのはご負担が…」
と進言しますが、不敬と捉えられ罰を与えられることに。
大丈夫、私は人形…痛くない怖くない、何も感じない…と目をつぶるミリア。
そんなミリアを助けたのが、ミリアの従者でもあり騎士のレオナルドでしたが
ミリアを助けたレオナルドにも罰を与えらえることになり…。
感想
聖女として過酷なお勤めをしていたのに、感謝されるどころか虐げられてきたミリア。
そのため、ミリアは自己評価が低く、感情を押し殺してきました。
そんなミリアを心配するレオナルド……ミリアのことが好きなんだろうとは思ったけど、過去の話があったことで「なぜ?」という部分が分かってよかったです。
もちろんミリアとレオナルドはハッピーエンドで、スカッともあり。
この国、聖女の扱い酷いわ…偉そうだったレイニーが酷いことになりざまぁではあったけど。