ピッコマ連載中の「暴君旦那が変わりました」。
よくある転生ものだと思いましたが…
なんと、ヒロインを転生させたのは自分のことを嫌っている恐ろしい夫。
そこにはある事情とすれ違いがあって……。
転生ものとしても面白いし恋愛ものとしても最高!
では、この作品の「あらすじ」や「結末に繋がるであろうポイント」などを書いていこうと思います。
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あらすじ
家族からも愛されず、政略結婚で暴君と言われる、カーリッド大公と結婚させられた公爵家の娘イドリス。
ある日、刺客に刺されたが、目を覚ますとカーリッド大公との結婚式当日に戻っていた。
そこには、冷酷な暴君ではなく、優しく甘い言葉までかけてくれる彼がいた。
結末に繋がる注目ポイント
イドリスを過去に戻したのは自分を嫌っていたカーリッド!?
刺客に刺されて、自分の命が長くないと悟ったリドリス。
誰からも愛されず、父の命令に従ってきたリドリス…一瞬でもいいから自由に生きたかったと涙を流します。
そんなイドリスの前に現れたのは自分を嫌っているカーリッド大公。
カーリッド大公はイドリスに問います。
「苦しいか?イドリス…生きたいか?」
ソッと頷くイドリス。
「私ならお前を救える。私を信じるか?イドリス」
「これっぽっちも」
「ではこれから信じるがいい」
すると大公は自分の剣を抜き―――…!!
イドリスが目を覚ますと、そこはカーリッド大公との結婚式当日。
あれは夢だったのかしら………そう思うイドリスでしたが
あの日の生々しい血の記憶、そして夢で見たのと同じ展開だということに過去に戻ったのだと付きます。
しかし、一つ違ったことが…
過去ではイドリスを嫌っていたはずのカーリッドが、イドリスに対して優しく微笑むのです。
最初こそ謎に親切で甘い言葉を口にするカーリッドに戸惑っていたイドリスですが、次第にカーリッドに惹かれていって……。
しかし、イドリスには確かめなくてはいけないことがありました。
それは……死ぬ直前に放ったカーリッドの意味深な言葉。そして巻き戻った時間の理由。
もしかしたら、過去の冷たいカーリッドに戻ってしまうかもしれない…それでもイドリスは、自分を過去に戻した理由をカーリッドに聞こうと決意して……。
そう、イドリスには過去の記憶があったのです。
これがカーリッドの正体を知るきっかけにもなり、イドリスを殺した犯人を追う手掛かりにも…。
噂は本当だった!?イドリスを過去に戻した理由は…?
「何故私にこんな風に接してくれるのか聞きたいんです。過去のあなたはこんなんじゃなかったから……」
「……過去って?過去を覚えてるのか?」
イドリスに過去の記憶があると知り、青ざめるカーリッド。
それもそのはず。カーリッドは過去を知らないイドリスと、何事もなかったかのようにすべてやり直そうと考えいたのだから…。
そう、イドリスはカードリッドに嫌われていると思っていましたが、本当はイドリスのことをずっと愛していたのです。
お互いの抱えている事情と過去が原因ですれ違ってしまっていたイドリスとカードリッド。
カードリッドはそのことをとても後悔していました。
今度こそイドリスに信じてもらえるように…すべてがイドリスのために存在しているかのように…そう決意しながら時間を戻したのです。
しかし…イドリスにはある疑問がありました。
「一体どうやって?どの本を見ても過去に戻った話はないですわ…」
過去に戻すなど聞いたことも見たこともない話。
実は、カードリッドにはある秘密があったのです。
赤い目をしていることで「悪魔の化身」と呼ばれてきたカードリッド。
あくまでもそれは噂のはずでしたが…
「悪魔の存在を信じるか?イドリス。」
「彼らは大陸からは消え去ったと聞きましたが…」
「それは違う。君の目の前にいるだろう?悪魔の血が混ざった存在が」
なんと、カードリッドの体には悪魔と人間の血が流れているのです。
1度だけ時間を戻せるのも悪魔の力…イドリスの最期に突然カードリッドが現れたのもイドリスの「気」が消えかけているのを感じたからでした。
カードリッドが持っている悪魔の能力は1度だけ時間を戻すこと。そして、悪魔と人間のハーフであることで悪魔からも人間からも命を狙われている…ここが今後の展開にも影響を与えてきそうです。
イドリスを殺したのは誰?疑わしい人物たち
愛するイドリスが殺された…!今まで生きてきたことを後悔させてやる!
イドリスを苦しめた犯人を探すため、調査を始めたカードリッド。
疑わしいのは…
イドリスの父と異母兄弟
実は、イドリスは正統な貴族ではありません。
公爵と一瞬だけ愛を交わしただけの女中の子…公爵の隠し子なのです。
そのため、父と異母兄弟から侮辱的な言葉を浴び…見下したような目つきで見られてきたイドリス。
それでも、母親を人質に取られていたイドリスは父の命令に大人しく従ってきました。
そんなイドリスの実家を疑うカードリッド……カードリッドにはイドリスの実家を疑う理由があったのです。
それはイドリスの父から届いた一通の手紙。
その内容は「カルテスの採掘権の要求」でした。
イドリスは知りませんでしたが、こういった要求の手紙が過去にもあり無視をしたとカードリッドは話します。
そして、これが原因でイドリスは殺されたのではないかということも…。
つまり、イドリスを殺したのはイドリスの父・異母兄弟で、その理由はイドリスに利益がないと判断されたからなのではないかということ(そもそも、最初からイドリスの存在を消したいと思っていたこともあり)。
皇室への反逆を狙うイドリスの父…やはりイドリスを殺したのはイドリスの父たちなのでしょうか。
敵か味方か?愛する母とカードリッドの補佐官エデン
父と異母兄弟に疎まれながらも、イドリスに唯一優しくしてくれた実の母。
イドリスはカードリッドの計らい?作戦?で久しぶりに母との再会を果たしますが、笑顔のイドリスに反して母の表情は硬く……。
イドリスだけではなく母もまたぞんざいな扱いを受けているので、何かを企んでいてもおかしくはありません。
そして、カードリッドの補佐官・エデン。
彼は、過去でも唯一屋敷内でイドリスに優しくしてくれた人物なのですが、彼もどうやら色々あったようで…
笑顔で語るある話に本音が透けてみえました。
イドリスの母親とエデン……私にはどうしても二人が協力関係であるようにしか思えません。
意外性のあるところで、イドリスに優しかった母とエデンがイドリスの殺害を計画した!なんていうこともありそうですね。
感想
イドリスを殺した犯人と政治的な思惑…不穏な空気も流れていますが、恋愛面での胸キュンシーンもたくさんあってバランスのいい作品です。
特に、両想いだと分かりお互いが悶える姿がかわいい!!
不器用な二人がお互いを信じて犯人を暴くところをぜひ見たいです♡