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奪われる運命は変えられない。切ない恋心を描いた人気作『転生したけど、王子(婚約者)は諦めようと思う 』あらすじ・感想など

恋愛ゲームの恋敵役に転生したクリスティーナ。


最愛の婚約者・アルベルトを奪われてしまう運命にあると知ったクリスティーナは


それを受け入れようと決意しますが心の中は嫉妬と葛藤…


それでも、暴走することなく立場をわきまえて立ち振る舞うクリスティーナがかっこよかったです。


好きなのに諦めなくてはいけない切ない恋心…アルベルト目線の話もあるので、アルベルトが取った行動の理由や心情がよく分かり面白かった♡


では、あらすじや感想などを書いていきますね。


試し読み「転生したけど、王子(婚約者)は諦めようと思う 」はこちら

あらすじ

>>試し読みはこちら

貴方を奪われる運命は変わらない――。


公爵家令嬢クリスティーナは、ある日、自分が恋愛ゲームの恋敵役に生まれ変わっていたことに気付く。


婚約者のアルベルト王子に恋をしていた彼女は、いつのまにか彼に愛想をつかされていたのだと自覚し、愕然とする。


そして、彼をヒロインに奪われる運命を静かに受け入れようと決心するけれど、物語は意外な方向に展開して――?


嫉妬とプライドに揺れる、恋する令嬢と王子のラブロマンス。

おすすめポイント

気高く美しいクリスティーナの心情

前世の記憶が戻り、この世界が恋愛ゲームの中であること…そして婚約者・アルベルトをヒロインに奪われる恋敵役であることを思い出したクリスティーナ。


それはクリスティーナにとって辛いこと。


なぜならクリスティーナはアルベルトのことが大好きなのです。


しかし、アルベルトの気持ちはもう自分にはない。


それに気付いたクリスティーナは、アルベルトのことを諦めようと自分に言い聞かせますが


それでもやっぱりアルベルトのことが好きで…。


そんな苦しい恋心を抱きながらも、ゲームのストーリーは進行してしまいます。


そう、どうしても運命(ゲームのストーリー)に抗うことができないのです。


本当はアルベルトとヒロインが仲良くしているところなんて見たくない!


そう思っていてもイベントは発生してしまい(アルベルトルートではクリスティーナがヒロインをいじめる役なので)、誤解をされてしまう。


それでも、ヒロインをいじめてなるものか!(ゲームの強制力?でいじめているような感じになってしまいますが)というプライドと貴族としての立ち振る舞いを忘れないクリスティーナが素敵です。


嫉妬で狂いそうな心とプライドに揺れるクリスティーナの心情……あまりにもよく描かれていて、切なさがすごく伝わってきました。


ヒロインのことが好き?アルベルト目線で分かる真実

クリスティーナ目線のアルベルトは本当にヒロインのことが好きなように見えましたが、実は違います。


本当はクリスティーナのことが大好きなのです。


ヒロインに優しくしていたのも事情があったから。そして、ヒロインに贈り物を送っていたのはクリスティーナのため。


だけど、クリスティーナに嫌われたかもしれないと恐くなったアルベルトは、クリスティーナに確認することもできなかったのです。


イケメンだけど実はヘタレなアルベルト。


そのせいで自分の首を自分で絞めることになるのですが……


こんなシーンがありました。


クリスティーナの執事の一言に動揺したアルベルトがクリスティーナに声を荒げるシーン。


「いいか、僕が結婚するのは君だけだ!君以外の女性と結婚するくらいなら、君を殺して僕も死ぬ……!」


そんなアルベルトを見てクリスティーナは…


ゲームの世界では腹黒かったのに、目の前にいる彼は一歩間違えると病んだ人に……


と思います笑


ヘタレに病みまで付いたアルベルト。


クリスティーナ目線がとても切ないので、アルベルトのヘタレ(病み)ぷりは癒しです笑


感想

だいぶ前に購入した作品ですが、今も大好きで時間があれば読み直しているほどお気に入りです。


クリスティーナの切ない恋心のとルベルトのヘタレっぷりがすごくいい!


そして、あまり登場するわけではないですが、クリスティーナの父と執事のキャラクターが面白いです笑


「可愛いクリスティーナを泣かせる奴は敵だ!」と言わんばかりに、アルベルトへの発言が辛辣。


一応アルベルトは王子なのに笑


それでも、婚約破棄されては困ると大人しく聞くアルベルトが、まるで子供のようで可愛かったです笑