ついに、ろくろが紅緒にプロポーズ!
ですが、平和とは程遠いみたいです。新たなる謎と敵が…。
無悪が死ぬとろくろが“太陽”に覚醒する?
婆娑羅である無悪と“太陽”に一体どういう関係が…?
そんな21巻のあらすじと感想(ネタバレあり)です。
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あらすじ(ネタバレあり)

「男としてのケジメをつけなければならない」
出会った当初こそ、衝突を繰り返していた「ろくろ」と「紅緒」だが、いくつもの戦いを乗り越える内に、互いの好意を共有し合う関係にまで辿り着いた。
しかし―――
一緒に暮らし始めて早4年。男女としての進展はまったくないままだったのである。
このままでいいわけはない!!
そう思った「ろくろ」は指輪を用意してプロポーズを決意する。
しかし……
えっ!!?何で俺、任務に指輪持って来てんのっ!!?…何で!!何でこんな超大事なものをっ…そ…そう言えば今朝…」
今朝、指輪の存在を「紅緒」にバレそうになり、急いで任務用の医療品ケースに隠したことを思い出す「ろくろ」。
あろうことか、大切な指輪を「紅緒」との任務に持ってきてしまったのだ。
馬っ鹿じゃねえの、俺!!落としたり失くしたりしたらマジでシャレになんねーじゃん!!
そう思いながら、もう一度医療品ケースにしまうが…まさかのケガレに盗まれてしまい――……!!
一方、真層・禍野で正体不明の強力な呪力が感知された。
この正体不明のケガレのリスクはS以上。新たな婆娑羅の可能性に「ろくろ」たちは調査を命じられる。
これは調査であり、討伐ではない。命の危険があれば身の安全が最優先
しかし、目の前に現れた婆娑羅の強さに呪力の弱いものたちは次々と倒れていってしまうのだった。
「ろくろ」は動けなくなった仲間を守るため、一人で立ち向かうが……
「婆娑羅になるまで何人もの陰陽師を殺してきたんだろうが!!」
「これまで一人も人間殺してねぇ~し!!生で動いてる人間見るの自体が初めて」
ケガレが進化するためには人を殺して呪力を奪わないといけないはず。呪力を得ずに
婆娑羅になる方法があるっていうのか!!
その後、紅緒と繭良の参戦により婆娑羅は去っていくが、謎の言葉を残していく。
「何で無悪(さかなし)が死んだのに、まだ“太陽”に覚醒してないじゃ~~ん?」
双星が最強の陰陽師“神子”を生むために必要な“太陽”と“太陰”の覚醒。何で婆娑羅の無悪が死んだら、俺が“太陽”に覚醒するんだ…?
紅緒とのこと…そして婆娑羅からの話を報告する「ろくろ」。「ろくろ」から報告を受けた有主は、険しい表情をするのであった。
そんな有主を見て新はある場所へと有主を連れていく。その場所は…
有主の父が生前、秘密裏に用意していた部屋で―――…‼!(引用元:助野嘉昭「双星の陰陽師」より)
感想
ついについに「ろくろ」と紅緒が結婚!!「ろくろ」のことが好きだった小夜の悪あがきがすごかった。
そして、何よりも士門のバカ兄っぷり。この人、こんなに馬鹿だったっけ?と思うほどでした笑
さて、実は無悪も死んでしまったのであと少しでこの漫画も終わりか~と思っていたら、新たな謎が生まれました。
そうだ、そうだ!「紅緒」は覚醒したけど「ろくろ」は覚醒してないじゃん!
それに世界を救うのは双星の子供であって「ろくろ」と「紅緒」ではないですもんね。終わるわけないか笑
有主父「有馬」が隠していたもの、ケガレの真理!!続きが待ち遠しいです!