双星の陰陽師25巻から登場している謎の婆娑羅「修多羅」。
紅緒に助言をしたり、ろくろに引導を渡すと言ったり、これまでの婆娑羅とは違う感じだったのですが
なんと、この修多羅に「ろくろの育ての親」疑惑が!!
26巻で修多羅が紅緒とろくろに発した言葉に「んん!?」となりました。
では、「ろくろの育ての親は修多羅疑惑について」書いていきますね。
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そもそも、ろくろはどこから来た?
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ろくろは、幼い時に禍野で倒れているところを清弦たちに発見されています。
その時のろくろは、ボロボロで口から血を流している状態でした(双星の陰陽師5巻参照)。
ろくろを発見する前の清弦たちの
「呪脈の流れに妙な動きがあったてのは。」
「呪脈の変動は禍野の結界に異常があった時か、結界に影響を及ぼす程協力なケガレが出現した時だ」
会話から、呪脈の妙な動きがろくろの出現だった可能性もありますが
それだと、修多羅の言葉が繋がりません(後に書きます)。
ということは、やはりろくろは禍野で暮らしていた時期があると考えられます。
親心?修多羅からろくろへの言葉
「ろくろに引導を渡すのは俺の役目だ」と紅緒の元を去り、ろくろと対峙した修多羅。
修多羅の術式は「陽の気を陰の気に反転させて放出する」というものなのですが
修多羅自身も、ろくろの太陽の呪力に体が耐えられず全身ボロボロになってしまいます。
そこでろくろは「修多羅が初めから死ぬ気だった」ことに気付きます。
が、ろくろもボロボロでもう立つことすらできない状態。
そんなろくろに修多羅は話しかけます。
「思ってたよりも、男前に育ったな…髪の色は派手になってるけど、顔はちゃんと面影が残ってる…」
「歯並びが悪……いのは変わってない…な…」
と笑いながらろくろの頭を触るのです(そして修多羅は死亡)。
この修多羅の言葉から、どうやら修多羅はろくろの幼少期を知っているということが分かります。
また「お前が生きているのは俺のおかげ」という言葉から、修多羅がろくろを守っていたとも。
そして…もう一つ紅緒にも気になる助言をしていました。
「ケガレの姫」としてではなく「ろくろの妻」への助言?
「死んでしまったら何の意味もなくなる。太陰になって俺たちを追い払えば、たとえ現と禍野で離ればなれになったとしても、生きてる限り逢う方法を探すのはいくらでも出来る」
「そんなに人間の姿でいることが重要か?人間とケガレになってしまっては愛し合うことも出来ないのか…?」
これは「人の姿であろうとする紅緒」に向けた修多羅の言葉。
もともと修多羅は紅緒を「太陰」として迎えに来ているので、「早く太陰になれ!」と言ってるようにも思えますが
ろくろとの会話を見た後では、“愛”を説いているようにも思えます。
また、ろくろを死なせないためには紅緒が太陰になるしか方法がなかったことからも
修多羅はろくろを死なせたくないという気持ちがあったのではないでしょうか。
まとめ
修多羅が死んでしまい、ろくろの過去はここまでしか分からないのか!と思いきや
もう一体、ろくろの過去を知る婆娑羅がいるようです。
修多羅が死ぬ寸前に「足羽が…聞い…た…ら、何…て言うか…な…」と。
この足羽が登場したらろくろの知られざる過去が分かりそうです。