始まりは、親友王子・ヴィーの侍従(腰巾着)レノアが、ヴィーを庇って代わりに呪いを受けてしまうところから。
でも、その呪いは女子になってしまう呪いで……
ヴィーに迷惑をかけてはいけないと…レノアは侍従を辞めようとしますが
いろんなものを拗らせたヴィーは何故かレノアに求婚するという展開に!?
一応少女マンガのくくりだけど、これは…BL?NL?それともTL?
どちらにしろ、レノアとヴィーの掛け合いが最高に面白い!
キュンとして笑える作品です。では、もう少し詳しく書いていきますね。
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あらすじ

まさか呪いで女になるなんて――!!
学業・武芸・社交…どれをとっても完璧と謳われている王国自慢の第一王子「ヴィ―」。
その腰巾着…もとい、幼馴染で侍従のレノアは、いつもヴィーのために働いていました。
時には、ヴィーに群がる者たちに
「ヴィーの前を塞ぐのは無礼だろう。道をあけろ」
と言って自ら嫌われ役をかってでたり。
そのことを悪く言われることもあり、ヴィーはそんなレノアを心配していましたが
「いーんだよ。それが俺の役目だから。ヴィーは次期国王。国民に愛されてなきゃならない。嫌われ役はおれが受け持つ。それに、俺はヴィーの腰巾着であることを誇りに思ってるんだ。その為なら嫌われ役でもなんでもやるさ」
と誇らしげに笑うのでした。
そんなある日、とんでもないことが起きてしまいます。
なんと、ヴィーを愛しすぎて暴走したご令嬢がヴィーを襲おうとして――…!!
ヴィーが危ない!そう思ったレノアはヴィーをかばい、代わりに呪いを受けることに。
しかし、その呪いとは――…
まさかの女になる呪いで…。
え?え?新しい仕事は王妃!?新たな方向への幕開け――
ヴィーの代わりに呪いを受けたことで女になってしまったレノア。
その呪いは“禁呪”と呼ばれる呪いで、一度身に受ければ元に戻ることはありません。
つまり、レノアは一生男に戻れない…ということ。
それを聞いたレノアはある覚悟をします。
本当は、ずっとヴィーの隣にいたかった。ヴィーの隣でヴィーが作る素晴らしい国を隣で見たいと思っていましたが…
「…ヴィー。男じゃない俺はもう、ヴィーの側近でいられない。新しい側近を選んでくれ。」
「何を……言ってるんだ」
「ヴィーはもう子供じゃないし、腰巾着じゃなくて有能な側近を選ばなきゃな!」
「いやだ。……俺はレノアと離れたくない。お前とは生まれた時から一緒なんだ。お前の代わりなどいてたまるか」
そんなヴィーが提案してきたのは…
「どうか結婚してほしい」
「いや、無理だろ!!?」
なぜか、ヴィーに求婚されて――!?
感想(ネタバレあり)
二人の掛けあいが本当に面白くてツボです笑
例えばこの求婚された後のシーン。
「…待て。ヴィーは王子だぞ。お世継ぎはどうするんだ」
そう言われて巨乳になったレノアをジーッと見るヴィー。そして…
「なんかいける気がしてきた」
「いけるかァー!!!」
こんな感じのやり取りが他にもたくさんあって、めっちゃ笑えます♡
もちろん、二人とも元男同士だから感情描写や揺れる恋心など…そういったところもあり。
あ、一応ジャンルが少女マンガとなっていますが、ちょっとエッチなシーンもあるので要注意です!