何度も読み返している大好きな作品です!
主人公は婚約者に逃げられたアラサー・春子。そんな彼女の前に現れたのは17歳のトオルでした。
おバカ加減に振り回されつつも、そんなところに救われる春子。
次第にトオルに惹かれていきますが、周りの目や自分の中の常識が気になって…!
なかなかハードルの高い恋ですが、全然シリアスじゃなくて(名言はたくさんあったけど)、むしろ読んでいて爽快でした。
あんなにも全力でぶつかり合える関係ってめっちゃいい!
結末は想像を超える感じでしたが、二人らしくて笑わせてもらいました笑
では、長くなりましたがあらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ

同じ店で働いていた婚約者を18歳のバイトの子に奪われた「レンタルビデオ屋店長・夏目春子」。
悲しくても、みじめでも…それでも店は開けなきゃならない。
「店長は捨てられたってこと?」
「わぁーカワイソー。でもまぁ…店長はアレだし、結婚してもうまくいかなかったんじゃない?」
スタッフ達のそんな噂話を聞きながら、仕事に没頭する春子。
そんなある日、「倉本トオル・17歳」が面接にやって来ます。
バカでタメ口で…おまけにズケズケ色々聞いてくる…腹が立った春子は即不採用にしますが、あるトラブルが起きて…
「頑張ってたんじゃないの 走りまわって 頭下げて 声出して笑顔作ってさ。そうやって、あそこ守ってきたんだろ」
こうして、店のピンチを救ってくれたトオルを採用することにした春子ですが、トオルのおバカ加減に振り回されっぱなし。
バカで直情的なトオル…春子は、そんなトオルに自分の心が惹かれ始めていることに気付きます。
しかし、そんなことは自分の中の「大人の良識」が受け入れらるわけもなく――…。(引用元:奈良原せつ「年甲斐ないにもほどがある プチキス」より)
感想
相手は17歳の高校生で自分は30歳。春子からしてみれば、当然トオルに手を出すわけにはいきません。(大人の良識っていうやつ)
そう頭では分かっていても、トオルのまっすぐな想いが春子の心を救ってくれているのも事実で、惹かれているのも事実。
「……したいように生きれたら苦労しないわよ」
「自分の人生ツブす覚悟もないくせに、三十路の女に入ってくんな。クソガキ‼!」
この言葉はトオルに言っているようで自分に言い聞かせているのかもしれません。
でも、なんでかな?辛い恋のはずなのに、全然深刻な漫画じゃない。トオルがおバカさんだからなのか、春子がカッコいいからなのか笑
こういった漫画はお決まりのようにハッピーエンドですが、
ラストは想像を超えてきます笑
この二人に普通のハッピーエンドなんてありえない笑
あのラストを表現するのであれば……うん、「受けて立つ!!」って感じかな笑