ラストには賛否両論があると思いますが、
「ちゃんと考えるって事は自分を納得させるって事」
この言葉に尽きると思います。大事なものは何?今の彼氏との結婚を悩んでいる方、婚活をしている方、必見です。
そんな漫画「飛んで火に入る適齢期」のあらすじと感想を書いていきますね。
あらすじ
「結婚」それは…私の人生にそれは当然組み込まれているべきものだと思っていた――
ゼクハラ(ゼクシィハラスメント)が原因で彼氏に振られてしまった主人公「「遠田純香(29歳)」。
そろそろ結婚かな…と思っていたのに~…‼!‼
でも、彼氏に振られたからって何なの!
どうしても結婚がしたい純香は、周囲から旦那候補(彼女は手札と呼んでいる)を選出。友達には
「男のスペックを値踏みして下品!結婚焦ってそんな媚びてどーすんの!?恥ずかしい」
言われてしまいますが、
「選ばれる努力をしようとしないで 下品だ媚びてるっていわれたくなぁーい!」
婚活も就活も変わらないと考えている純香。
「就活だって選ばれようと努力して媚び売って気にいられようとしたでしょ?いくつか手札を揃えて試験受けたでしょ!何人も候補あげて面接受ける感覚で明るく婚活しよう!」
こうして、明るく楽しい婚活を始めた純香でしたが――…。(引用元:なかはら★ももた 近由子「飛んで火に入る適齢期」より)
感想
面接を受ける感覚で婚活……なるほど。私は好きです、純香の考え方。こういう考え方ができたら婚活も楽しめそうですね。
さて…純香は婚活を楽しみますが、相反して純香の友人は離婚を考えています。同じ「結婚」がテーマなのに光と影が描かれている漫画。
楽しい婚活!と思いつつも純香だって色々と悩むんですけどね。
「どういう答えを出したらちゃんと考えてるって言えるの?」
「悩んで出した答えなのにこれ以上何を考えたらいいの?」
結果的に楽しい婚活とは言い難く、トントン拍子にいかないところがとてもリアル。ハッピーな漫画かと聞かれたら「うーん」となりますが(登場する男性にイラっとすることもある)、考えさせられる内容だったので個人的にはおすすめです。余談ですが、明日使えそうな名言集だとも思っています笑
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