祓えないワケ…ヤヒコの正体「不機嫌なモノノケ庵15巻」あらすじ&ネタバレ感想

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無邪気で可愛いヤヒコ。

 

その正体はまさかの……。

 

今回はヤヒコの正体について触れています。

 

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あらすじ

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いまだに体調が優れない隠世姫。回復するためには、妖力を使わない環境下で静養する必要があります。

 

しかし、そのためには新たな隠世姫を選出しなくてはなりません。


「…けんど今すぐ姫君の代わりが務まる妖怪って誰かおるん?アオイも今やおらんのに…」


次の隠世姫候補であったアオイはすでに死亡。どうしたものかと話し合う三権神に隠世姫が声をかけます。


「…三権神よ。アオイは本当に寄生樹に憑かれて死んだのですか?」

 

「…姫君…寄生樹に憑かれたアオイがまだ生存しているとお思いだったのですか。寄生樹の恐ろしさは姫君が誰よりもご存知のはずです」

 

寄生樹に憑かれて生きているものはいない…頭では分かっていてもどうしてもアオイのことを諦められない隠世姫。

 

そんな隠世姫に立法はある賭けを提案します。

 

一方、禅子からヤヒコの体調が悪いと聞いた安倍と芦屋はヤヒコの元へと向かいます。そこにはフラフラとしたヤヒコの姿が。

 

咳が酷く、高熱のヤヒコを抱きかかえる安倍と

 

「ヤヒコを隠世に祓ってコウラに診てもらおう」

 

と提案する芦屋。

 

すると「祓う」と言葉に反応したヤヒコが暴れだします。

 

自分は絶対に隠世には行かないと叫ぶヤヒコ。その姿に安倍は何かを決意したかのように、恭しく座り…


「…………祓うつもりは毛頭ございません。隠世へ行けぬ事情は承知しております」

 

「……春斎……いつからボクの正体に気付いていたの?」

 

まさかのヤヒコは隠世姫の兄

 

しかし、隠世にはどうしても帰ることのできない事情があって――…。

 

 

ネタバレ感想

寄生樹に憑かれて亡くなったアオイ。

 

生存しているわけがないと思いつつも、唯一の友人であった隠世姫はどうしてもその事実が受け止められないでいました。

 

そして、アオイが生きている可能性を諦めていない人物がもう一人。そう、安倍ですね。

 

しかし、寂しさから諦められない隠世姫とは違い、安倍にはある事実があるため生存の可能性を捨てきれないでいるのです。

 

今回、隠世姫からの依頼で樹海に入るわけですが、怪しい蝶がいる!!ということで、ネットで「蝶 妖怪」と調べてみました。なんと…

 

蝶は死と生の境界を浮遊するものとして死者の化身や霊魂を結びつける伝承があるそうです。日本でも盆に祖霊が蝶になって帰ってくるという思想があるみたいですね。

 

これはもう絶対怪しい!あの蝶はアオイに違いない!と勝手に思っている私です。(引用元:ワザワキリ「不機嫌なモノノケ庵」より)