小畑さんちのブログ

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心霊写真に写っていたのは…アオイ?「不機嫌なモノノケ庵13巻」ネタバレあらすじ&感想

安倍さんの過去に少し触れます。実は安倍さんのことって、今まであまり描かれていませんでしたね。

試し読み「不機嫌なモノノケ庵」を読む。

あらすじ

姫君の加護が弱まり〝祟り〟の脅威にさらされている隠世。

無法地帯「樹海」(隠世の外)から〝祟り〟の侵入がないかを見廻るよう言い渡された安倍と芦屋は樹海へと向かいます。

すると、どこからともなく甘い香りが…。

「!甘い香りがする」

「香りを放ってるのはコレだ」

安倍が指差したものは枝がうねっている盆栽のような植物。

綺麗な花を咲かせ、甘い香りを漂わせているこの植物… 「これは〝祟り〟の花だ」

「〝祟り〟…!?」

「この植物が〝祟り〟と恐れられているものの正体…〝厄病草〟だ」 〝祟り〟とは現世でいうところの〝病〟のこと。

この厄病草の甘い香りを吸い込むと妖怪は病にかかると安倍は言います。

「…それで嗅いじゃった妖怪はその後どうなるんですか?」

「コウラの話によると主に発熱や咳…と風邪に似た症状が現れるらしいが…妖力の弱い者や重症者の場合は絶命する」

「……」

「妖怪同士でも感染するから急速に流行るだろうな…とはいえ薬の効く内はまだ序の口。手に負えないのは治療薬が効かない厄病草の〝種〟だ」

「種…?」

体中に根が張って動けなくなり妖力を吸われる…

〝祟り〟の元凶となるのは厄病草とその種を腹に宿してしまった種虫だと語る安倍。

姫の加護があれば堀周辺一体には〝祟り〟はないはず。

それなのに花を咲かせて虫まで集っているとは…そう呟きながら安倍は〝祟り〟を消す薬をかけるのでした。

その後も、妖怪たちを守るために厄病草を見つけては消すという作業を繰り返す安倍と芦屋。

しかし、ついに一番見たくないものを見てしまいます。

それは、体中に根が張った妖怪でした。

「……妖怪」

「その妖怪…亡くなっているんですか?」

「体中に張った〝根〟……寄生樹に祟られた妖怪の亡骸だ」

「……ツ」

これが…祟られた末路の姿…悲痛な面持ちで芦屋は亡骸に手を合わせます。

安倍もまた、亡骸にお辞儀をし…薬をかけようとすると…

ヒュン! 突然、安倍に体当たりしようとする一匹の妖怪が!

どうやら、その妖怪はずっと芦屋と安倍の後を追っていたよう。

そのことから安倍はあることに気付きます。

(あの妖怪…俺達の後を追っていたなら〝祟り〟を除祟薬で祓っている様子を一部始終見ていた?…とするとこの妖怪の狙いは………)

「この亡骸はあなたのお知り合いの方ですか?」 そう、安倍を狙っているかのようにも見えたその妖怪の目的は徐祟薬。

祟られて亡くなってしまった妖怪を消されないように守ろうとしていたのです。

しかし…それでもこれ以上の被害を出さないためには消すほかない…。

安倍と芦屋は説得を試みます。

その時―――…!!

その後、見廻り任務を終えた安倍は報告のため立法の元へ。

芦屋は司法とともに、樹海で出会った妖怪を届けてから立法の元へと向かうのでした。

迷子になりながらも、妖怪たちに助けられ立法の元へと辿りついた芦屋と司法。

すでに安倍の姿はなく、報告も終わった後のようでしたが…

「ちなみに芦屋くんは樹海で気になったことなどはあるかい?」

という立法の言葉に芦屋はあることを思い出します。

それは樹海での安倍との会話…。

返事を濁したあの時の安倍を思い出した芦屋は意を決して立法に問いかけます。

「…………あの…安倍さんって…以前にも樹海へ入った経験があるんです……ね?」

「………」

芦屋からの質問に立法からは笑顔が消え、司法と立法は互いに目を合わせます。

そして…

「奉公人時代にイツキは樹海へ入ったことがあるん…なぁ…芦屋くんって〝安倍晴斎〟についてどこまで知っとるん?」

「……どこまで?」

初めて会ったあの日から…オレはどこまで知ってるんだろう?

どれくらい知らないんだろう…安倍さんのことを――…

一方、禅子は寺に届いたあるものを見てもらうために、安倍の帰りを待っていました。(安倍は7日間隠世に滞在となったため)

そのあるものとは…眺めているうちに〝それが〟消えていくという心霊写真。

本来ならお炊き上げ供養をするのですが、ヤヒコから安倍に見せるよう勧められたため待っていたのです。

そして…

「……んで、俺に見て欲しい〝心霊写真〟って?」

ようやく帰って来た安倍に例の写真を見せる禅子。

すると安倍の表情が変わります。

「………ッ!」

「怪奇に慣れ親しんでる安倍さんですらビックリするようなものが写ってるんですか…?」 険しい安倍の表情にそんなに恐ろしいものが写っていたのかと怯える芦屋。

そんな芦屋に安倍は「いや…別に」と答えますが…

実はその写真に写っていたのは…

「子供に抱えられているでかい黒猫が写ってるだろ?それ…アオイだ」

「この猫が…!!物怪庵の初代主……アオイさん!?」

こうして、写真の場所へと出向いた芦屋と安倍。

しかし、そこで見たものはさらに驚くもので―――…。

感想

今回は少しだけ幼少期の安倍の話がありました。

今では暴言をよく吐きますが、幼少期の安倍は本当に可愛い!

素直な安倍さん…貴重です

さて、そんな安倍を奉公人として雇ったアオイ。

今回はアオイと安倍の過去を中心に描かれていました。

少しずつ色々なことが明らかになっていきますが…それ以上に色々と疑問が残ります。

アオイのことも安倍のことも…。(引用元:ワザワキリ「不機嫌なモノノケ庵」より)

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不機嫌なモノノケ庵 13巻

不機嫌なモノノケ庵 13巻