ついにアオイを見つけた花繪と安倍さん。
しかし、アオイは自我を失っていて…。
今巻で、威光の秘密が分かります!
なぜ、花繪に威光が使えるのか…なぜ榮は死んでしまったのか…
めっちゃ濃い内容でした!
では、あらすじと感想を書いていきますね。
⇒コミックシーモア・初回登録7日間無料「ラノベ・漫画が読み放題」(無料期間中に解約OK)。漫画、ラノベをたくさん読みたい方におすすめ。
⇒ebookjapan・初回ログインでもらえる!漫画・ライトノベルに「6回使える70%オフのクーポン」はこちら
あらすじ
アオイが生きていた!しかし、アオイは…
ついにアオイを見つけた花繪と安倍。
安倍は急いでアオイに駆け寄ります。
しかし、安倍の声で目を覚ましたアオイは鋭い爪で安倍を襲い始めて…!
それもそのはず、アオイは寄生樹に祟られて理性も言語も思考も失っていたのです。
アオイとの意思疎通は難しいと判断した安倍…
「アオイを威光で抑える。その隙に逃げろ!」
寄生樹に祟られながらも妖力が強いアオイ。
せめて、花繪だけは逃がしてアオイを威光で抑えようとしますが…!
現れた榮。驚くべき事実…
安倍が威光を使おうとしたその時――!
花繪の意識が榮に代わり…
「寄生樹が憑いた妖怪には威光を使うな!使ったらキミ…消えるよ?オレ(芦屋榮)みたいに…」
と安倍の手を掴みます。
「俺が…消える…?」
威光を放った状態で、寄生樹に憑かれた妖怪に触れれば、肉体が消滅する…
この事実に驚きを隠せない安倍。
しかし、安倍には榮から聞かなくてはいけない話がまだありました。
それは…
威光の秘密とアオイの遺言。そして…
榮に助けられて、アオイから逃げることができた安倍。
「…榮殿。まだ“芦屋”に戻らないでください…貴方が起きてるうちに答えて頂きたい…」
「……!」
「何故『アオイは死んだ』と嘘をついた?」
「『私を捜しに追ってきた者を海へと通すな。樹海を封じる砦となれ』…これがアオイの遺言であり、オレに課された命令だったからだ」
アオイの命令…?しかし、安倍にはさらなる疑問が…!
「しかし、十数年前に死んだはずの人間に何故そんな所業ができる?黄色い蝶の正体が貴方ならば何故樹海にいた?あんたは一体…何なんだ?」
「オレは…かつて“芦屋榮”の肉体を宿主にして寄生していた威光だ」
「……威光…?」
「……アオイから教わらなかったか?威光とは“人間が妖怪に取り憑く力”だと」
なんと榮は、肉体が絶命すると共にアオイの体に威光を取り憑かせていたのです。
しかし、アオイはせめて榮を家族の元に帰そうと花繪の元を訪れ、威光を移植しようとした…
が
途中で失敗してしまったと威光は語ります。
そして、アオイは残った威光で黄色い蝶に遺言を託したと…。
⇒ebookjapan・初回ログインでもらえる!漫画・ライトノベルに「6回使える70%オフのクーポン」はこちら
花繪が見た夢
目を覚ました花繪は、さっきまで見ていた夢を思い出します。
榮の威光がアオイさんから蝶へと取り憑くまでの光景を…オレの威光もアオイさんから…いや…そんなことより…
アオイさんの……手が……榮が威光を使った後、アオイさんの手の寄生樹が……消えた。
しかし、花繪に移植している時に綺麗だったはずのアオイさんの手にはうっすらと寄生樹が……
この夢により、花繪はあることに気付きます。
アオイの寄生樹は榮の威光によって完治していたのではなく、侵食を抑制していただけなのではないかということ。
そして…
侵食を抑制していただけだと気付きながらもアオイが花繪から威光を取り戻すことができなかった理由を…。
この気付きにより、もしかしたら威光でアオイを助けることができるかもしれない!そう思った花繪と安倍は――…!
感想
今回でいろいろなことが分かってきました!
そして、威光でアオイを助けるためにコウラ(寄生樹の薬を作った妖怪)に協力をお願いするのですが…
そこで威光を使うと肉体が消滅する原因が判明します!
いよいよ佳境に入りましたね!次巻も楽しみです♡