
「悪役令嬢にハッピーエンドの祝福を!アンソロジーコミック 2巻」に収録されてる作品の一つ「投獄悪役令嬢は処刑人の剣をかわしてアイツを一発殴りたい…!」。
この作品、めっちゃ面白い!
今まで読んだことのない設定…短編であることがもったいないと思ってしまいました。
ストーリーを少し書くと
主人公は王太子の婚約者・ヴァレリア。
しかし、ある日突然王太子から
「僕は第二妃として彼女を迎え入れようと思う」
とケイトリン・レルードという女性を紹介されます。
聞いたことのない家名と出会いが森の中だったということで
ケイトリンに不信感を抱くヴァレリア…その予感は的中してしまいます。
なんとケイトリンの正体は魔物!
偶然知ってしまったヴァレリアは王太子に献言しますが
闘剣奴隷・ギルベルトにより処刑されてしまいます。
が、目を覚ますとなぜか処刑三か月前に時が戻っていて…?
という始まりです。
ギルベルトとの戦いに隙ができれば
陛下にケイトリンが魔物であることを伝えれる!と思ったヴァレリアは
何度も殺されながらギルベルトの剣をかわす方法を模索します笑
そのために牢獄で腕立てしたり、スクワットしたり。
それにしても、剣を交えて愛が生まれるってあるんですね(ギルベルトにとってはそれだけじゃなかったかもしれないけど)。
照れてるギルベルトがめっちゃ可愛かったし
愛をささやく前の「…すまない…間違えた」というセリフも
可愛かったです。
最後に「最後の一撃」という締めに「うまい!」と思いました。