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悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック 5に収録されてる作品の一つ「婚約破棄されたので愛するお菓子を満喫します」。
ストーリーは、主人公・エリザベートが王子から婚約破棄をされるところから始まります。
この王子が本当におバカさんで(王子の浮気相手も)脳内お花畑。
エリザベートが王子の戯言を聞きながら
「提案しかしていない事に気付いていないのかしら」
とか
「いや、さすがに先輩や教師は敬いなさいよ」
とツッコんでいる(心の中で)のに笑ってしまいました(あまりにもその通りすぎて)。
対して、「自分の価値」も「諸外国からの自国への評判」も知り尽くしているエリザベートの
賢さといったら。
国外追放になっても、どこかの国がひろってくれるだろうと思っていたら
想像以上に優良物件に拾われることになりました笑
大好きな美味しいお菓子も手に入って、一石二鳥と喜んでいるエリザベートが可愛かったです。
エリザベートで国が保たれていたようなものなのに
王子だけではなく王家自体が本当におバカさん。
できれば滅びるところも読みたかったな~と思います。