「悪役令嬢みたいに断罪されそうだったけど、全力で愛されてます! 不幸な運命に「ざまぁ」しますわ! アンソロジーコミック 5巻」に収録されてる作品の一つ「その断罪劇、乗っ取らせていただきます。」です。
あらすじ
学園主催のパーティーで、婚約者の浮気相手ダイナから「どうしていつも私にこんな嫌がらせを…」と濡れ衣を着せられた侯爵令嬢イライザ。
ダイナの嘘を信じ切っている婚約者は「違う!」と言っても信じてくれず、周りもヒソヒソ。
絶対絶命の状況に俯くイライザだったが、実はイライザはこの瞬間を狙っていた。
目立ちたがりやのダイナならば、パーティーで仕掛けてくると予想していたイライザ。
浅はかなダイナと婚約者への仕返しとは…!?
感想
学園の理事長の息子で公爵家嫡男のレナートと一緒に一芝居打ったイライザ。
自分の悪事がバレて窮地に陥ったダイナが、それでも逃げようとする姿にイラっとしました。
周りの発言に「チャンス!」と思ったかもしれないけど、真実から逃げ切れるわけもなく、まさに因果応報の結末。
「これからは本気で口説きにいくよ」とかっこよく言ったレナートと幸せになってほしいです。