【ネタバレ感想】ちょっぴり切ない愛が溢れる「悪役令嬢の役割は終えました」

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あらすじ

妹の命を助けてもらう代わりに、神様と“ある契約”をした天石雪乃。


それは、神の愛娘のために異世界で悪役令嬢として生まれ変わるという契約。


妹のために悪役令嬢レフィーナに転生した雪乃は、わざと嫌われ役を演じ、ヒロインと王太子をくっつけた後は、貴族をやめてお城の侍女になることに。


ようやく、悪役令嬢という「役割」を終えたレフィーナだったが、周りの目はやはり冷たくて…。



感想

悪役令嬢という役割を終えて、侍女となったレフィーナですが、陰口を言われても、嫌われてもどこか空虚で他人事。そんなレフィーナが、レフィーナとして生きられるようになったきっかけに感動しました。


二度会えないと思っていた妹ソラとの再会。記憶を消されていて、雪乃のことは分からないはずなのに、ソラ自身もどうしてか分からないのにソラが涙。記憶にはなくても、心が覚えてるんだなって。


犬猿の仲だったヴォルフとの恋も素敵で、胸キュンもあり。あんなに冷たかったヴォルフがレフィーナに惹かれていく過程が良かったです。


個人的には、原作(ライトノベル)の2巻の王妃様のエピソードが一番好き。最初は恐ろしそうな人…と思っていたけど。