【ネタバレ感想】二人の結末は…「占いにすがる私は間違っていますか?」

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あらすじ

2人の子供と優しい夫に囲まれて幸せな家庭を築く一方、自分に自信がもてずうじうじしがちな専業主婦の梅子。


父と母の死を経て、梅子は実家の整理とリフォームを計画するが、その実家で娘が怪我をするなど不運な出来事が続き不安を覚えていた。


そんな時、看護師として大病院で働く親友のあかねから風水を勧められる。


実はあかねも進展しない彼との関係に焦りを感じ、定期的に電話占いを利用していたのだ。


最初は半信半疑だった梅子だが、とある事故をきっかけに風水師に頼ることを決意する。


風水師の助言に従って生活を送ると小さな幸運が続き、どんどん風水にハマっていった梅子は、行き過ぎた行動で周囲を巻き込み始める。


そんな梅子に不信感を覚えた娘の結花は、母に内緒であかねに相談するが…。


過去のトラウマ、将来への不安、家族や恋人への想い――ただ幸せになることを願い、占いにすがった2人の女性の波乱と縺れを描くセミフィクション。



感想

当たっても当たらなくても楽しめたらいいですが、弱ってる人や迷ってる人の毒にもなりえるのがスピリチュアルだと思います(上手に使えればいいけど)。この作品の登場人物、梅子とあかねがまさにそう。


最初は半信半疑だったのに、タイミングよく幸運があって風水にハマった梅子。それによって、子供を追い詰め(子供が本当に可哀想でした)、自分も苦しめてしまったわけですが、旦那さんの考え方が素敵でした。


早くから彼に自分の気持ちを隠すことなく話していたら、子供を追い詰めることもなかったかもしれないなと。


それに対して、あかねの結末は恐かったです。タイミング悪く不幸(ある意味幸運だと思う)?が重なってしまい、占い師の「キーパーソン」にまた囚われてしまうという。


「キーパーソン」に囚われたあかねが起こそうとしていることは、梅子にも関わってくることなのですが、犯罪の予感。占いにハマるというか、囚われると誰も幸せにならない…と思う結末でした。