あらすじ
「子どもの頃はかわいかったのに、今は俺の嫌いなつまらない貴族令嬢になっちゃって」
婚約者である王太子が自分の陰口を言ってるのを耳にしたエリザベート。
誰のせいで、こんな息が詰まるお妃教育させられていると思ってるのよ!と、ある計画を思いつき――。
感想
大好きなアルバートのために、つらい王妃教育に耐えているのに、「今じゃ俺の嫌いな『つまらない貴族令嬢』だ」と悪口を言っているのを聞いてしまったエリザベート。
「アルバートのことなんて、もういい!」と、自分有利に婚約破棄をするために、アルバートに恋心を抱いているワガママで嫌がらせをしてくる義妹アリスを利用することに。
エリザベートの作戦通り、アリスとアルバートは噂になるほどの仲になるわけですが、意外だったのが、アルバートがアリスといる本当の目的。
その目的が、アリスの母(エリザベートの義母)にバレていて、母のアドバイスでアリスはとんでもないことをしでかします。
それにより、エリザベートは自由になり、アリスとアルバートにはざまぁ!!
これがかなりスカッとする展開で、特にアルバートにはスカッとしました。