「悪役令嬢なのに溺愛されてます? アンソロジー」に収録されてる作品の一つ「悪役令嬢は僕と永遠の約束をする」です。
あらすじ
反逆者の娘となった侯爵令嬢アーシアは、第三王子から婚約破棄を言い渡され、王家所有の屋敷に閉じ込められてしまう。
権力争いに巻き込まれ無実の罪で捕えられた父を心配しながら、一人寂しく過ごすアーシア。
そんなある日、アーシアは自身と同じくメイドに無視されている少年ルドと出会う。
ここは王家の所有地、そこに小さな子供…まさか国王の庶子!?メイドたちも扱いに困っているのかもしれないわ…
彼を可哀想に想ったアーシアは「私でよければいつでも話相手になるわ」とルドと楽しい毎日を過ごすが…。
感想
時々不思議なことを言う少年ルド。この子の正体はなんだろうと思っていたら、はるか昔の約束を守り、国を守護していた光の神獣だった!!
雑な扱いなんてされていい存在じゃないのに、メイドに無視されていたのも誰も覚えていないのも、そういうことなんだなって。
ちなみに、姿を変えたルドがかなりイケメン。少年ルドと同じ「ひっくり返しちゃおうか?」と言っているのに、妙な色気と恐さがありました笑