【感想】“子供の考える力、心を育てる”おすすめアニメ映画「キリクと魔女」

実際に読んだ漫画や観た映画・アニメなどのレビューです。本ページはプロモーションを含みます。


あらすじ

魔女カラバの呪いに苦しむ村で生まれたキリク。


泉は枯れ、黄金は奪われ、男たちは喰われ、村は絶望的な状況だった。


災いの続く村で、小さな男の子キリクは知恵と勇気を持ってみんなを救う。


しかし、キリクは思う。


「どうして、魔女カラバは意地悪なの?」村の人たちは誰も答えられない。


「どうして?」と母に訊ねると、"禁じられたお山"の反対側にいる"お山の賢者"だけがその質問に答えられると告げる。


それを知ったキリクは「魔女カラバが意地悪な理由」を知るために、魔女に見つからず"禁じられたお山"に向かうが――!



感想

シンプルなストーリー(絵もシンプル)でありながら、メッセージ性の強い作品です。


分かりやすく「悪者は悪者」で「悪いやつはやっつける!」というストーリーではなく、「悪い理由を知る」ところから…という展開がお気に入り。


知恵と勇気のある小さいな男の子キリクが魔女カラバを解放?したという結末もこの作品ならではだなと。


また、村に戻ったキリクをキリクだと認めず、カラバを襲おうとした村人たちとキリクを比べて「知ること」や「考えること」がどれほど大事なことなのかと改めて感じました。


内容もシンプルで小さな子供が主人公なので、子供の心を育てるのにぴったりな作品だと思います。