【アニメ映画感想】心揺さぶる深い映画「サマーゴースト」最後のシーンには涙だった。

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あらすじ

「サマーゴーストって知ってる?」


ネットを通じて知り合った高校生、友也・あおい・涼。


都市伝説として囁かれる“通称:サマーゴースト"は若い女性の幽霊で、花火をすると姿を現すという。


自身が望む人生へ踏み出せない"友也"


居場所を見つけられない"あおい"


輝く未来が突然閉ざされた"涼"


彼等にはそれぞれ、サマーゴーストに会わなくてはならない理由があった。


生と死が交錯する夏の夜、各々の想いが向かう先はー。

感想

短いストーリーでありながら、心に刺さる深い映画でした。


この作品のポイントになるのは「サマーゴースト」が死に触れている人にしか視えないということ。


つまり、友也・あおい・涼が死に触れているということなのです。


3人には、それぞれに抱えている悩みがあって「サマーゴースト」に会いたかったのも「死」について知りたかったから。


そんな3人が、サマーゴースト・あやねさんの死の真相を知り、一緒に死体を探すことで「死」と向き合い答えを出す…


状況は最悪なままだけど、ちゃんと自分で選んで向き合う3人に胸を打たれました。


最後のシーンのあの花火が、あやめさんのためではなかったことに気付いた時、涙でした。映画館で見てたら(大画面で見たら)号泣でしたよ、きっと。