主人公は第三王子・リヒトの婚約者・ローズ。
ある日、大好きなリヒトが他の女性に恋をした瞬間を見てしまったローズは
「恋する二人を邪魔なんてできない…」
と傷つきながらも、二人の恋を応援することにします。
だけど、今の自分の立場に何ができるのか…
悩んだ末、ローズが出した答えは
「二人を幸せにする史上最高の悪役令嬢になる」
そんなローズに協力してくれたのは、リヒトの兄である第一王子・リチャードでしたが…!?
というストーリーの始まりです。
たとえ傷ついたとしても、大好きなリヒトの恋を応援するため
二人の邪魔をして(二人の絆を深めるため)最後には婚約破棄されるという
史上最高の悪役令嬢になると決意したローズ。
もっと切ないストーリーなのかと思いきや、ツッコミどころが満載で笑えました笑
悪役とは…とローズを指導?するリチャードの魔王っぷりも
それをちゃんと実行するローズの素直さも、ローズの心の声も
そんな二人を呆れながらも見守るローズの兄も…
めっちゃ面白い!
では、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ

侯爵家の長女、ローズ・アディール。婚約者である第三王子・リヒトを慕い、彼にふさわしい王子妃となるべく努力してきたが、リヒトが他の令嬢と恋に落ちる瞬間を目撃してしまう。
ローズは深く傷つきながらも、今の自分の立場がまさに流行りの「悪役令嬢」であることに気づく。
「大好きなリヒト様を応援するためにできることは、悪役令嬢として立ちはだかり、二人の恋を燃え上がらせることでは…!?」
失恋の涙をこらえ、リヒトの新しい恋を応援するべく奮闘するローズ。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、リヒトの兄・リチャードだった…!果たしてローズは「史上最高の悪役令嬢」になれるのか!?
感想
リヒトとソーニャはバカで腹が立つけど、そんなことがどうでもいいほど
いや、バカであればあるほど
ローズとリチャードのやり取りが面白く感じます。
封印してきたけど、リチャードにとってローズは恋する相手。
素直すぎるローズが「ソーニャをかばうリヒト様が素敵だった」と報告すれば
魔王オーラ―を放ったり、ふいに照れたり…
早くローズが「自分の初恋の相手は人違いだった」と気付けばいいのに笑
リチャードの嫉妬は誰がどう見ても分かりやすいのに
ローズが斜めうえにリチャードを見てるのが笑えます(「魔王被り」とか!)
ついに、兄に弱いリヒトがリチャードの気持ち(ローズのことを好き)に気付いたようだけど
リヒトはどうでるのか気になるところ。
ソーニャも何か仕掛けてきそうだし…
でも、どんな展開になっていっても絶対面白い(笑える)んだろうな…という妙な安心感がある作品です笑