「一途に溺愛されて、幸せを掴み取ってみせますわ！異世界アンソロジーコミック1巻」に収録されてる作品の一つ
「悪女と呼ばれた傷モノ令嬢の白い結婚〜溺愛は不要ですよ、王弟殿下〜」です。
あらすじ
無実の罪で悪女と呼ばれ、ディミトリアス殿下から婚約破棄をされたジャネット。
しかし、その数日後に国王陛下から「ディミトリアス殿下を許す代わりに、ハイウェル王弟殿下と結婚するように」と手紙が届く。
ハイウェル王弟殿下と言えば、いつも仮面をつけている不気味な男。だが、ジャネットは両親への恩返しのために嫁ぐことを決意する。
こうして、ハイウェル王弟殿下と結婚することになったジャネットだが、結婚式当日に「形だけの結婚だ。愛はおろか肉体関係も求めない」と言われてしまい…
感想
つくづく自分の男運のなさに嘆くジャネットでしたが「愛さない宣言」をされたはずなのに、ストーカーなみに付きまとわれるという笑
ずっとついてきたり、そっと覗かれたり。仮面をつけた不気味な男のはずなのに、その行動が可愛くって。
どうやらずっとジャネットに恋していたようで、気になって気になって仕方ない！という感じでした。じゃあなんで「愛さない宣言」をしたのかというと、それが明らかになるのはラスト。
予想はついていたけど、ちょっと強引な告白（クールな人だと思ってたから、ギャップ萌え）に胸キュンでした。それに、婚約破棄したくせに、パーティーでアホなことを言い出したディミトリアス殿下と浮気相手にも「ざまぁ」があって面白かったです。
