この漫画は現在3巻まで出ているのですが、1巻はタイトルにもなっている「先生と生徒の話」
2巻と3巻は1巻で「主人公だったユキの友人たちの恋愛」が描かれています。
この話に出てくる先生が全然イケメンじゃない堅物オヤジなのが、また良い!!
イケメン先生と生徒の恋を描いた漫画に飽きてきたところだったのでグッときました!
そんな漫画「先生、先生、先生」のあらすじと感想です(ネタバレあり)
あらすじ
なんでウチの学校で本気の授業を受けねばならないのか――主人公「ユキ」の通う高校はいわゆる勉強ができない人間が集まった学校。
授業中のおしゃべりや居眠り、スマホだって当たり前。
もちろん先生達だってそれを大目に見てくれてるのに、一人だけ異質な先生が。
それは誰もが恐れる地学の「日下先生」――居眠りした者は教室から出ろ?答えられなかったら床で正座!?
こんな堅物オヤジと二人で補講なんて…うまく交渉したと思ってたのに――!!!!!
ネタバレ感想
1巻に登場する先生はユキの学校では特殊な堅物なおっさんです。
絵を見たとき、「だいぶ歳が離れてそうだけど、これってラブコメなんだよね?」と思ったほどおっさんなのです。
見た目的には50代くらいかな??
でも、そんな先生にユキは恋をするんですよね。
好きになったきっかけはユキにとって本当に日常で些細なこと…でもユキは嬉しかったのです。
後、これは個人的な意見ですが、ユキは面倒見が良くて優しいから先生のこともその対象(構ってあげたくなる)で見ているところもあるような…。
実際、先生のことを哀れだと表していましたしね笑
しかし、あることをきっかけにユキの気持ちに気付いてしまった先生は距離を置こうとし始めてしまいます。
そこで、ユキはある賭けを持ちかけるわけですが…まさかの賭けに負けてしまいます。
この時のユキの潔さ…そして向かえてしまう卒業の日…。
ラストはめっちゃ泣けるので、笑って泣ける漫画が好きな方におすすめの話です。
では、次は2巻。2巻の主人公は「最上さん」。彼女は、ユキと同じ学校に通う優等生(学年一位)。
育ちも良く、真面目。そして優しい女の子です(1巻でユキを助けた人物でもあります。)。
さて、みなさん思い出してみてください。
ユキの学校は勉強ができない人間が集まった学校だったはずですよね?
では何故そんな学校に成績優秀な最上さんが通っているのか…。
実は最上さんは本命の高校(レベルの高い高校)に受験で失敗して落ちているのです。
合格確実だと言われていた最上さん。
そんな最上さんが落ちてしまった理由…それは、最上さんが「いい子」と呼ばれることに抵抗を感じていることに繋がるのですが…
そんな時に出会ったのが41歳無職の男性でした。
彼と最上さんはとても似ています。
お互いに惹かれあって楽しい日々を過ごすのですが…彼の無職になった理由が二人に壁を作ってしまい…。
途中で少し悲しいシーンはありますが、最後はもちろんハッピーエンド。
彼が無職になってしまった理由が結構考えさせられる内容でした。(引用元:四ツ原フリコ「先生、先生、先生」より)