【ネタバレ】感動の最終回(結末)「影野だって青春したい11巻」あらすじ・感想

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光永さんからプロポーズをされて幸せ絶頂の影野。

 

しかし、ある事件が二人の距離も心も引き離すことに。

 

なんと、光永さんが影野ことだけ忘れてしまったのです。

 

記憶喪失になった光永さんと「初めまして」の距離になってしまった影野…。

 

辛い気持ちを隠して「もう一度、初めましてから始めよう」と頑張る影野と

 

そんな健気な影野を見て、罪悪感を抱き始める光永さん。

 

今までずっとほのぼのラブコメだったのに、さすが最終回!

 

ちょっと切ないストーリーだったので、感動しました。

 

では、あらすじと感想(ネタバレあり)です。

 

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あらすじ

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「いつか…こんなふうに、毎日影野と一緒に朝をむかえられたらいいな」

 

「…え。それって…」

 

「…オレ本気で考えてるから。影野との結婚…」

 

光永さんからプロポーズをされて幸せいっぱいの影野。

 

しかし、ある事件が影野をどん底に落とします。

 

「みっ光永さん大丈夫ですか!?」

 

「え…と 誰?」

 

記憶喪失――…光永さんが私のことだけ忘れてしまった…。さっきまで未来を誓い合っていた光永さんが私のことだけ…。

 

それから、光永さんの記憶は戻らないまま…2学期が始まり2週間が経ちます。

 

(光永さんの方が大変なんだから…)

 

頭ではそう思っていても、心が追いつかない影野。

 

しまいには、光永さんと後輩女子が話している姿を見て…

 

(このまま わたしを忘れていたほうが、もっとキレイな人とつきあって…光永さんにとって、いい人生に――…)

 

と思ってしまうのでした。

 

そんな時、影野は車にはねられそうになる「ある人物」を助けます。

 

その人物に光永さんの話を聞いてもらい、自分の押し殺していた気持ちを吐き出すことが出来た影野。

 

そして影野は―…

 

「…光永さん…わたしと友達になってくれませんか?」

 

思い出してくれなくていい…またはじめよう、ここから――…。

 

ところが…!?(引用元:北川夕夏「影野だって青春したい」より)

 

 

感想

感動のフィナーレでした

 

豆腐によって影野との記憶だけを失ってしまった光永さん。

 

最初こそ落ち込んでいた影野ですが、ある人物と出会ったことによって、また最初から始めようと決意します。

 

しかし、思い出さなくていい…そんな影野の優しさに光永さんは罪悪感を抱くようになってしまうんですよね…。

 

「このまま友達でいると、また影野さんを傷つけるんじゃないか…」って。

 

光永さんは優しいからそう思ったんだろうけど、私ならそっちの方が辛い(影野さんっていう呼び名にも距離があって切ない)。