失くしたものが必ず見つかるという不思議な宿。
そこには少女のような不思議な女将さんがいて……。
1話完結の漫画なので、どういう終わり方をするのだろうと思っていたら…想像をはるかに上回る結末!!
1話からの話がすべてラストのための伏線のような…切ない結末に号泣でした。
ハッピーエンドのようでハッピーエンドではない…それぞれ感じ方が違うと思います。
ではあらすじや感想などを書いていきますね。
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あらすじ
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少女のような女将さんがいる古い宿。そこを訪れる客は、失くしたものが必ず見つかるという。
不思議に満ちた「失せもの宿」で起こる数々のドラマ、そして秘められた謎とは――。
デビューコミックス「式の前日」、連載第1作「さよならソルシエ」が大ヒットの俊英・穂積が描く、驚きと感動の和風ファンタジー。
ここに注目!
失くしたものが必ず見つかる 不思議な宿。その秘密とは…?
「何か失くされましたか?失くした物が必ず見つかる宿がありますよ」
案内人「マツウラ」に連れてこられる様々な客人たち。
そのすべての客人たちが未練を残した死者たちです。
そして、この宿には一つルールが。
それは…
さがし物が見つかれば宿をでることができる。しかし見つからない者は見つかるまで探し続けなければいけない。うせもの宿で働きながら…
このルールが悲しい結末に繋がっていきます。
親が決めた政略結婚とはいえ、相手を子供の頃から恋い慕っている伯爵令嬢のクロエ。ところが、婚約者であるその男性は、最終的にクロエではなく妹のエミリィを選ぶ。残酷な現実に打ちひしがれるクロエだが――。
訪れる人々たちの泣けるエピソード
未練を残した死者たちが訪れるうせもの宿。
その死者たちの様々なエピソードがとても泣けます!!
- 失くしものを思い出せない不機嫌な男
- ママの「しろいねこ」を探す少年
- 暑いのに寒い登山家の男性
- 後悔なんて…生徒の気持ちに応えられなかった女性教師
- 子供を捨てた母親と客人ではない子供
- 親友を裏切った女性の最期の言葉
- 忘れたい記憶…売れない脚本家の探しもの(宿の料理長)
- 女将さんのためにも宿を出たくない…子供を失くした母の探しもの(宿の従業員)
- 自ら記憶を消した女性の最後の願い
まとめ
どのエピソードも泣けるのですが、何といってもやっぱり結末のエピソードが一番。
生前の記憶がない少女のような女将さんと案内人「マツウラ」との関係性って?
女将さんの記憶がない理由は?
マツウラがうせもの宿で案内人をしているのはなぜ?
そのあたりも注目して読んでみてください♡めっちゃ泣けるので!!