芦屋の気付かないところで、芦屋を守ろうとしている安倍さん。
どんな時も妖怪優先だった安倍さんが芦屋と出会って変わり始めています。
それは良いことなのか、それとも…。
7巻はそんなお話です。
では、あらすじと感想(ネタバレあり)を書いていきますね。
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あらすじ

隠世から学校(現世の)視察のためにやってきたエゲン(妖怪)。
「隠世に学校を作る」という夢を抱いてやってきたエゲンのために、芦屋は色々と協力をしますが…安倍は何故だか浮かない顔をします。
無事に視察を終え、途中まで見送ると申し出る安倍。
芦屋も見送りたいというのですが、安倍は却下します。
隠世までの道中、エゲンは嬉しそうに学校について語りますが、安倍は話をさえぎり…
「エゲン殿。今回の視察はどのように許可を得たのですか?取引させられませんでした?〝物怪庵を査察してこい〟…と。行政に。特に〝芦屋を見てこい〟…って?」
安倍が浮かない顔をしたのも芦屋の見送りを却下したのもこれが理由でした。
エゲンが学校を視察したいという気持ちは本物でしたが行政に頼まれて(行政への恩返しのため)いたことも本当。
この時、安倍はエゲンにある忠告をするのですが、人間に対して関心を持っていなかった安部が少しずつ変わりつつあることが伺えます。
しかしこの一件の後、とんでもない事件が起こります。
それは…
「窃盗の容疑でモジャが司法(隠世の権力者の一人)に捕らえられた」
というもの。
物怪庵の話によると名前も聞かずに誘拐されるように連れて行かれたとのことで焦る芦屋。
しかし安倍は―…。
こうして、司法に会うために隠世に向かう二人でしたが―…。(引用元:ワザワキリ「不機嫌なモノノケ庵」より)
感想
本編から外れているかなと思ったのであらすじには書かなかったのですが、ヤヒコとキナコ(小型犬のような妖怪)のストーリーが抜群に良い!!!
いつも意地悪でわがままなヤヒコですが(芦屋にだけかも)、初めてお兄ちゃんでした。
それに、ヤヒコの事情も少しだけ分かりました。
何で隠世に行かないのかと思っていたけど、行きたくても行くことができないみたいですね。