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新入生を歓迎する入学記念パーティー。
前の時間軸でシオン王子(ミーアをギロチンに追い込んだ一人)に相手にされず、ボッチパーティーを満喫するはめになったミーアは
今度は「危ない人たち(ギロチンにかけたシオン王子とか)とコネを築かないこと」「自分を助けてくれる(何かあった時に援軍を頼める相手)人とコネを築くこと」を目標に、
ダンスパートナーの相手にレムノ王国の第二王子アベルを選びます。
だけど、ミーアとアベル王子は知り合いではない。そこで、アンヌの作戦「自然な流れでダンスに誘わせる」を実行しますが、なんと失敗!!
しかも、本当はアベル王子に拾わせようとしていたハンカチをシオン王子に拾われてしまいます。
その流れでミーアはシオン王子からダンスパートナーに誘われてしまうんですが、承諾しても断ってもダメそうな状況で奇跡が。
この奇跡によって、ミーアはアベルのダンスパートナになることができ、さらにシオン王子に「仕方ない」という理由で断ることができました。
断れたシオン王子、アニメでは「残念だが、仕方がない」と紳士的に対応していましたが、原作(ライトノベル)の1巻や漫画の2巻にはその後も描かれていて。
この“その後”がめっちゃかわいかった。幼い頃から王族として節度と自制心を鍛えられてきたシオン王子がまさかの“ふてくされる”という笑
キースウッドへの反論も、自分に言い聞かせるかのような言葉も冷静なシオン王子とは思えませんでした。
まさか断れれると思っていなかったのか、キースウッドが思うように「シオン自身すら気付いていないミーアへの特別な感情を抱き始めてるから」なのか…
とりあえず、この一件でミーアは称号「小悪魔」を取得します。