守るために同胞を殺さなくてはいけなかった魔王アンヘル。
そんなアンヘルが、自身の苦悩も心も救ってくれたレミリアのことを好きにならないわけがない!!
登場シーンでは冷酷そうな感じだったのに、「エミリアの前ではこんなにも表情豊かなんだね」みたいな感じが可愛かったです。
特に、嫉妬するところ。
例えば、レミリアから
「恋の媚薬で生じた偽りの感情だけを消すことはできる?」
と聞かれて、聞きづらそうに
「ウィリアルドという男を今も想ってるのか?」
と聞いちゃうところとか、自身の妹がレミリアとハグをしたのを見て固まっちゃうところとか笑。
すっごく不器用な感じに外堀を埋めようとするところも好きです(バレバレのやつ)。
アンヘルのエピソードは読んでるのもつらいものだったし、これから起こる予定だった未来も悲しいものだったので(レミリアが防いだ)、恋心にあたふたしてるところにギャップ萌え。
だけど、レミリアはエミのことだけを考えてるし、アンヘルに恋どころか利用してるだけだから、二人が結婚とかないんだろうなーと思っていました。
まぁ、レミリアが求婚を受け入れた理由は、レミリアらしい理由なんだけど。
しかも、それで終わらない!というところもこの作品の面白いところですね。