
あらすじ
ケダモノ辺境伯×悪女と呼ばれる令嬢の極上ラブロマンス!
ありもしない悪評を流され、悪女の烙印を押された侯爵令嬢のカリナは、義母のたくらみでケダモノ伯などと呼ばれる人嫌いで有名なノクトのもとに嫁がされる。
悪女と名高いカリナは歓迎されず、使用人の誰もが冷たく接するが、ノクトだけはカリナを尊重し、優しく接してきて……!
薄幸の令嬢がとろけるほど熱く甘く愛されて、華麗に花開いてゆく――。
感想
父に、義母に、義妹に全てを奪われたあげく、根も葉もない悪評を立てられたカリナ。
その悪評は嫁ぎ先にも伝わっていて、使用人たちからは冷たくされ、ノクトからは乱暴をされそうに(←本当は試された)……って、もうなにこれ。読み始めが辛すぎる!!
と心が折れそうになりましたが、早々にノクト(+執事)がカリナの本当の姿に気付いてくれてよかったです。
ノクトを狙ってるセレイラに嵌められそうになった時も、ちゃんと気付いてくれたし。
だけど、みんながみんな真実に気付いてくれるわけじゃないから、ノクトが言うように、カリナにはもっと自分を守ってほしい。そういう生き方をしてきたんだろうけど、自分の置かれてる状況とかみんなの立場とか考えなくていい時もある!!
あーー、この二人には何事もなく幸せになってほしい…と思うけど、すでに不穏な空気があるんですよね。それがノクトの方なのかカリナの方なのかがまだ分からないけど。
もし、カリナの実家関係(+元婚約者)なら徹底的にやっつけてほしいです!!マジで徹底的に。