あらすじ
公子から婚約を打診された伯爵令嬢のマリアは、決めた――死んだふりをして、修道院へ逃げようと。
なぜなら彼女は伯爵とは何の血の繋がりもない、まがいものの令嬢だから。
そうと決まれば善は急げと修道院へ向かう途中、マリアはガラスの森の側で巨大ハムスター（幻獣）の群れに連れ去られてしまう。
どうすることもできずに死を覚悟したその時、颯爽と隣国の王子レイヴァルトが現れて――！？
ワケあり王子となぜか幻獣に好かれてしまう令嬢が織りなすラブファンタジー！
感想
思っていた以上にハムスターたちが大活躍（事件とかでも）で、しかも可愛い！ちょっとヤバい人？と思っていた殿下の護衛ラエルの正体も、まさかのハムスターでテンションが上がりました！！
そんな最高に可愛いハムスターが登場する作品なのですが、ストーリーも面白くて。
人も幻獣も救いたいと思っているマリアの使命は何なのかとか、殿下の秘密がそれにどう関わっているのか。そして、マリアはなぜ“まがいもの令嬢”なのか。
そういう謎解きみたいなものや、伏線もあって楽しめました。
ちなみに、ハムスターも可愛いんだけど、殿下もめっちゃ可愛い人で笑える人です笑。
