「悪役令嬢として破滅フラグは全てへし折ってあげますわ!~いろんな手段であらゆる不幸に「ざまぁ」します~ アンソロジーコミック 2巻」に収録されてる作品の一つ「斬首まで残り十秒!? こんな致命的な場面に何度戻されてもどうしようもないんだけど!?」です。
あらすじ
処刑される10秒前を何度もループしているシャルリリア。
婚約者である第一王子に嵌められたからだと分かっていても、誰にも声は届かず味方になってくれる人もいない。
もういっそう死んで終わりにできたら…と思うシャルリリアだったが、たった一人だけ、声が届く相手がいることに気付く。
そう、それは処刑人。シャルリリアは最後の望みをかけて、死を繰り返しながら処刑までの10秒で彼と言葉を交わすが…!
感想
死を繰り返しながら、10秒という短い時間で処刑人と言葉を交わし、情報を集めたシャルリリア。
名前だったり、趣味だったり、休日にしていることだったり……そんな質問が処刑回避に繋がるの?と思っていたら、面白いことにちゃんと回避に繋がった!!
しかも、それはシャルリリアが“なぜ処刑されることになったのか”の答えでもあって、よくできてるなーと思いました。
ちなみに、ローガンとの恋はラストにちょっとだけだけど、ローガンのセリフがかっこよかったです。