
あらすじ
乙女ゲームに転生した侯爵令嬢のイヴェット。
突然できた義弟ジョシュアは前世の推しで、ゲームが始まる前に一家心中で孤独になる。
母が父に愛されず絶望することが原因で、つまり自分もそのとき死ぬことに……。
思い悩む母に、イヴェットは新たな愛の形を提案する。
「押して駄目なら推してみましょうお母様!!」
死の回避と義弟の幸せを目指すが、義弟の様子が変で……「義弟じゃなきゃいいのに」
感想
闇堕ちした母の心中に巻き込まれ、死亡予定のイヴェット。
闇堕ちの原因は大好きな夫が振り向いてくれないこと。
「せっかく推しが義弟になったんだから生き延びたい!」イヴェットは、母の闇堕ち回避のため「夫への新しい愛の形=推し活」をレクチャーすることに。
推し活がどのように活かされるんだろうと思ってたけど、推し活を通して母のダメなところが改善されるのが面白かった。
私は推し活をしたことがないんですが、人間関係にも活かされるような勉強になることばかりで「なるほど!!」って。
メンタルだけじゃなくて、行動まで変えてしまう推し活ってすごい笑。
最初は、あれ?メインはこっちなの?タイトルの義弟との恋はメインじゃないの?って思ったけど、これはこれで面白かったです。