「お飾り妻は冷酷旦那様と離縁したい!~実は溺愛されていたなんて知りません~ アンソロジーコミック 3」に収録されてる作品の一つ「私の愛しい娘が、自分は悪役令嬢だと言っております。私の呪詛を恋敵に使って断罪されるらしいのですが、同じ失敗を繰り返すつもりはございませんよ?」です。
あらすじ
10歳になったばかりの娘から
「呪詛の使えるお母さまを利用して、断罪される悪役令嬢になってしまう夢を見た」
「もし、私が恋をして誰かに呪詛を掛けるように言ったとしても聞き入れないでほしい」
と告げれたアルリカは、ひどく驚いた。
なぜなら、誰にも教えてないがアルリカには呪詛の能力があるからだ。
そして、かつて呪詛の力を夫に使ってしまったことを後悔していて…。
感想
かわいいお話でした笑。実際に呪詛の力を持つ家系に生まれたことや、旦那様の発言を断片的に聞いてしまったこと、
料理長や家庭教師とのこと、いろんな偶然が重なって思い込んでしまったと。
寡黙でクールな旦那様が、アルリカの「離縁してください」に一瞬見せた動揺?怒り?の感情が良かったです。
特に、あのパリーンっていうやつ。なるほど、ラスボスっぽい感じだなと思いました笑。