「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック 12」に収録されてる作品の一つ
「悪役令嬢は氷の貴公子の秘密の婚約者」です。
あらすじ
華やかな見た目のせいで「悪役令嬢」だと呼ばれているエミリア。
そんな彼女には、モニカという親友がいる――が、何故かモニカは、自身の婚約者とエミリアの仲を深めようとしているよう。
そのせいで、「婚約者同士の時間を邪魔している悪女」だと、さらに悪評が立つエミリアだが、実は彼女にはある秘密があって――。
感想
エミリアにしか甘くないウィルクスにキュンとして、モニカ&モニカ婚約者に制裁が下されてスカッとして。
まったく関係なさそうだったエミリアとウィルクスが、実は婚約者だと明かされる流れが自然だったし、二人への制裁までの流れも媚薬を逆手にとったやり返しも面白くて、短編ながら“読んだ!”と思える作品でした。
というか、モニカ&モニカ婚約者の目的を知り、次に何を起こすのかを知った時のウィルクスの顔がめっちゃ恐かった笑
あれは「これでやっと二人を確実に潰せるな」という笑みだったんだろうな。
ウィルクスには、間違いなくヤンデレの素質がある……というかもう開花されてるかも。時々、ヤンデレっぽかったので笑