【ネタバレ感想】園児失踪事件と保育園の闇を描いた「君が消えた保育園 」

実際に読んだ漫画や観た映画・アニメなどのレビューです。本ページはプロモーションを含みます。


君が消えた保育園1

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あらすじ

希望に燃える新人保育士の美紅(みく)は恩人である箕輪(みのわ)先生が園長を務める保育園で勤務し始める。


だが憧れだった保育の仕事は『過酷労働、低賃金、なのに責任は重い』という過酷なもので…。


さらにこの保育園では1カ月前に“園児が失踪した”という。徐々に明らかになる園児失踪の真相…“犯人”は園の関係者の中にいる!?


現代の保育園のリアルを生々しく描きつつ感動と驚愕を贈るヒューマンミステリー!



感想

園児失踪の真相を追うのがメインというよりも、保育園で働く保育士と子供を通わせる親たちの闇がメインだった。


これが保育園のリアルだったらかなり問題なのでは!?と思うほど、いろんな保育士がいていろんな保護者がいて。それぞれの視点のストーリーがあって、抱えてるものには同情ができるんだけど、悪い意味で人間らしいというか。


何なら、園児失踪の真相の犯人が一番まともだったと思う。罪を犯したけど、彼女が罪を犯さなかったら園児は死んでたんじゃないかな。ずっと疑われ続けた安達先生と園児の母、園児は辛い思いをしたかもしれないけど、これでよかったんだと思う。