>>試し読みはこちら
「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック 11」に収録されてる作品の一つ「深紅の令嬢は自己肯定感低め!」です。
あらすじ
いささか時代遅れの教育を受け、不正や陰湿な陰口を絶対に許せない性格になったイザベラ。
「高慢な公爵令嬢」という不名誉なあだ名さえも利用して、皆の誤りを正すイザベラだったが、その甲斐もありバスティアン王太子の婚約者に選ばれる。
しかし、ある日イザベラは気付いてしまう。バスティアンに好かれていないことを。
しかも、バスティアンには他に想い人がいるらしく、イザベラは無実の罪で婚約破棄を言い渡されてしまう…!
感想
バスティアンの幸せのために、完璧な悪役令嬢として断罪に臨むわけですが、それでも傷つかないわけじゃない。彼に婚約破棄を言い渡され、涙を流すイザベラが痛々しかったです。
でも、そのおかげで、バスティアンの誤解も解けて、バスティアンの想い人だと思われていたアンシェラとの真相も明かされて。
愛おしそうにイザベラを見つめるのに、イザベラに婚約破棄を言い渡すなんてどういうこと?と思いましたが、スッキリしました!
できれば、イザベラの幼馴染で近衛騎士のアーレント目線が読みたいな!イザベラのことを本当はどう思っていたのか知りたい!!