「お飾り妻は冷酷旦那様と離縁したい！～実は溺愛されていたなんて知りません～ アンソロジーコミック 2」に収録されてる作品の一つ「お飾り夫人ですが旦那が間違えて毒を飲みました。なんだか様子が変です。」です。
あらすじ
美貌とカリスマ性を持つ伯爵家三男ピートと政略結婚をしたベル。
一目見てピートに恋をしたベルは、妻として彼を支え、共に歩んでいけるような夫婦になりたいと願っていたが
二人の結婚生活は、ベルが思い描いていたものではなかった。
夫婦の会話は報告のみ、何をするのも誰に会うのも許可を得ないといけない生活…
そんな日々に、ついに限界を感じたベルは、ピートの前で毒を飲むことを決意するが…！
感想
世間体だけの妻でいることに限界を感じたベルは、貴族の間で噂の薬師から毒を買うわけですが（自分が飲むために）、なんと飲んでしまったのはピート。
実はベルが毒だと思っていた薬は『自白剤』で、冷徹なピートの本音がすごくて面白かったです。
ベルに毎日予定報告をさせていたのも、夜伽に誘われても無視したのも、ぜーんぶ理由があった！！捨てられたと思っていた手作りマフラーの行方には驚きだったけど笑
これをきっかけに、本音が言えるようになった二人ですが、タガが外れてしまったピートの溺愛っぷり（周りが呆れるほどの）も良かったです。
