「偽聖女だと言われましたが、どうやら私が本物のようですよ? アンソロジーコミック」に収録されてる作品の一つ「どうやら私が聖女なのですが、望み通り追放されてあげようと思います。」。
予言のせいで聖女候補となってしまったレリアは、もう一人の聖女候補・ミケイラとミケイラのことが好きなオリバー王子からいつも嫌がらせを受けていました。
聖女なんかになってしまったら、このバカ王子と結婚しなくてはいけないかもしれない。冗談じゃないわ!と思っていたレリアでしたが、なんと、聖女の力が目覚めてしまいます。
なんとしてでも聖女になりたくないレリアは、ミケイラを聖女に仕立て上げることにしますが…!
という始まりです。
ミケイラを聖女に仕立てる計画はうまくいきますが、レリアの国を狙う隣国の王子・アシュラに捕まってしまうという展開。
このアシュラがちょっとヤンデレっぽくてなかなか良かったです。ゾクッとするようなセリフ(「私がいないと生きられなくなればいい」とか)と表情とか。
ストーリーは、胸キュンよりもスカッと。特に性悪なミケイラへの精神的な復讐にはすっきり!!
オリバーはただただ愚かって感じだったけど、性悪はただただ捕まっただけじゃなくて、プライド?をズタズタにされてスッキリでした。