ちょっと古い映画だけど、久しぶりに観ましたキアヌ・リーヴス主演の「スウィート・ノベンバー」。
「1か月限定の恋人」のはずが彼女を愛してしまう彼…
切ないラブロマンスで「なぜ1か月限定なのか」というところに涙を誘います(エンヤの歌も最高に合ってた!!)。
ハッピーエンドなのかそうではないかは、観る人によるところだけど
私は切ない結末だなと思いました(バッドエンドとも思わないけど、ハッピーエンドとも思えない)。
彼女が何を隠していて、すべてが明かされたとき彼は何を想うのか…
では、あらすじと感想を書いていきますね。
あらすじ
やり手広告マンのネルソンはある日、運転免許の更新試験場で出会った女性・サラから、11月の1カ月だけ恋人にならないかと提案される。
一度は断ったものの、仕事でしくじって会社を首になり、恋人にもフラれたことから、彼女の提案に乗ることにするが…。
感想
最初こそサラにイライラしていたネルソンですが
サラの明るさと元気さに、次第にさらに惹かれていくネルソン。
前半がハッピーなだけに、余計に後半が切なくて…。
実は、自由で明るいサラにはネルソンには言えなかった(言うつもりもなかった)秘密があるのです。
「一か月だけ恋人に」というのもそれが理由。
後半でサラの秘密が明らかになりますが、サラのことを心から愛してしまったネルソンは「サラの秘密」も分かったうえで
一緒に生きていくことを望みます。
ですが、同じくネルソンのことを愛してしまったサラにとって、ネルソンの気持ちは嬉しくもあり辛くもあって
それが自分を苦しめることに……。
愛してるからこそ
「綺麗なままの自分だけを知っていてほしい」
というサラの気持ちがめっちゃ泣けました。