
レーヌ様の断罪イベントを目撃して、この世界が前世でプレイした乙女ゲームであることに気付いたアレッタ。
反撃したレーヌ様を見て、「もしかしてレーヌ様も転生者?」なんて思っていたら
国外追放を命じられたレーヌ様に「一緒に連れて行ってほしい」と駆け寄る人物が。
なんとそれは、アレッタの婚約者で!?
という始まりです。
自分の婚約者が悪役令嬢に駆け寄ったことで
頭が混乱したアレッタは、倒れてしまうのですが(婚約者が好きだったわけではない)
それが国を巻き込んだ大問題に発展。
だってアレッタは、あの“ベルクハイツ”の娘だから!!
国政を担うほど頭がいいとか癖が強いとか、そんな次元じゃなくて
もはや世紀末な武闘派一家(怒らせたら血の雨が降る)。
名前を聞くだけでみんな怯えるし、アレッタの父が歩けば覇気で人が倒れる(アレッタも強い)…。
ヒャッハーと言いながら、笑顔で魔物に突撃していく姿は
まさに、北斗の拳でした笑
表紙からは想像できなかったキャラの濃さとストーリーにめっちゃ笑わせてもらった!!
もちろん、この作品はラブコメなのでそちらも面白かったです。
幼馴染であるフリオと結ばれた理由は……っていうところにも(フリオはずっとアレッタに片思いしていた)笑
本当に面白いから、転生ものに飽きてきた方にめっちゃおすすめです!!