【ネタバレ感想】素敵な結末「追放された元令嬢、森で拾った皇子に溺愛され聖女に目覚める」

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追放された元令嬢、森で拾った皇子に溺愛され聖女に目覚める 1

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主人公は、王太子の妃選びの中、歌で地震を起こしてしまった子爵令嬢・キャナリー。


この一件で国外追放されたうえに、養父母から絶縁されたキャナリ―ですが


「やっと解放されたー!!」


と大喜びでもともと暮らしていた森へ戻ります。


しかし、森の家に瀕死の青年とその従者が避難してきて…


という始まりです。


恩人ラミアのために、子爵家の養子となったキャナリー。


少しの間でも貴族だったキャナリ―だけど、もともとの性格のせいなのか


全然貴族らしくなくて、なかなか面白い行動を見せてくれます。


危険を避けるためだったとはいえ瀕死のジェラルド(死が近づいた笑)にカバンを投げつけたり


ジェラルドの鼻をつまんで、毒みたいな薬を飲ませたり。


そんなキャナリ―にジェラルドが心惹かれるのも分かるわ!と。


ジェラルドの告白も食いしん坊なキャナリ―にぴったりでよかった笑


ちなみに、キャナリ―の力が「地震を起こす」ではなかったと分かるわけですが


聖女として目覚めたキャナリ―の行動にも笑ってしまいました。


最初は、王太子のことを嫌いだったけど、意外と悪いやつではないかも…。


ストーリーは、王道のラブコメファンタジーで


ジェラルドの国へ行くという結末まで素敵でした。


読んでいてハッピーな作品だと思います。