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「訳あり令嬢でしたが、溺愛されて今では幸せです アンソロジーコミック」に収録されている作品の一つ『貧乏令嬢はジャムを煮る ~妹の代わりに辺境伯に嫁ぐことになった平凡な貧乏子爵の令嬢ですが、このたび旦那様に溺愛されてスローライフを堪能することになりました~』。
主人公は、跡継ぎとして育てられた貧乏子爵の長女・ソフィア。
自分で作ったジャムを食べることを楽しみに、つつましくも幸せな毎日を送っていました。
しかし、そんなある日…
妹・ティーナが人の婚約者に色仕掛けをした罪に問われることに。
温情として
「そんなに嫁ぎ先が見つからずに焦っているなら、一人紹介してやろう」
と辺鄙な領地の辺境伯爵を紹介されますが
妹・ティーナは
「ぜったいにいや!あんな田舎に行きたくない!」
と言い出します。
あろうことか、父親も「田舎の辺境伯爵にはソフィアを嫁がせる」と。
こうして、ソフィアは妹の代わりに辺境伯爵に嫁ぐことになるのですが…
という始まりです。
田舎の不便な生活を楽しむソフィアに、惹かれていくユリウス(辺境伯)。
ソフィアももちろん、優しいユリウスに惹かれていき
二人は正式に夫婦となる(婚姻届けを出す)約束をしますが…
父親と妹・ティーナの策略に嵌められてしまいます。
ティーナも父親も本当に自分勝手で嫌な人たちだけど
最後はちゃんと制裁されてスッキリ。
せっかくのかっこいいシーンが「ガチャン、ガチャン」なっていたところには
少し笑ってしまいました(まるでコント笑)。