人が嫌い、会いたい人もいない。友達もいらない。
周りが勝手に決めつけてくるイメージのせいで、傷ついた過去がある小説家・ヒナ。
そんな過去により「誰とも関わりたくない」とひとりで生きてきたヒナですが
そのせいで社交性もなく極度の人見知り…
それなのに、自治会の役員が回ってきてしまい…!?
という始まりです。
引きこもりで部屋から出ることができない美人小説家・ヒナは、自治会役員を回避するために
替え玉「モヨ」と契約同居(自治会役員の任期が終了するまで)することになります。
「仕方なく」始めたモヨとの同居ですが、次第に楽しくなっていくヒナ。
しかし、モヨに騙されていることに気付いて…。
心に傷を持つ二人が、自分も知らない自分に出会う物語。
結末は想像と違いましたが、それがまた「絆」「友情」を感じてジーンとしてしまいました!
前置きがちょっと長くなりましたが、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ
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友達なんていらない。でも、同居始めました。
鷹巣小鳥子(たかすひなこ)。小説家。私は人が大嫌い。友達なんていらないし、ましてや誰かと住むなんて考えただけでも嫌になる。
そんな私が同居を始める!?でも仕方ない。私には人には言えない理由があるから…。
感想
途中でモヨに騙されていると気付いたヒナですが、それでもモヨと一緒にいたいと思っていたヒナ。
そんなモヨがある日突然姿を消してしまいます。
置手紙を残して…。
実はモヨには身を隠さなくてはいけない事情があったのです。
全てを知ったヒナが、あんなにも人の視線に怯えていたヒナが、勇気を出してモヨを探すシーンに涙。
最後はまた一緒に暮らすのかなと思っていたけど、それぞれの人生を歩むという…
それでもちゃんと繋がっていて「友情」を感じました。
すっごく素敵な作品だったので、めっちゃおすすめです。