可愛がっていた弟子に殺され、200年後の世界に生まれ変わった祝福の魔女・アリシア。
アリシアは、自分を殺したヴィンセントのことを恨んでなどいなかったのですが
なぜか、弟子・ヴィンセントが「祝福の魔女」の呪いによって不老不死になったという話を聞いてしまいます。
「私は呪ってなんかいない！最期に願ったのはヴィンセントの幸せだけ。それなのになぜ！？」
こうして、アリシアはヴィンセントの呪いを解くために記憶があることを隠して、ヴィンセントに会いに行くことに。
しかし、２００年ぶりに会った彼は心を閉ざしてしまっていて…。
という始まりです。
実はヴィンセントは、もともとアリシアを殺すつもりでアリシアに近づいたのですが（事情があってアリシアを憎んでいた）
アリシアのことを知れば知るほど愛してしまって…。
でも、ある日アリシアの秘密を知ってしまい、追い詰められたヴィンセントはアリシアを殺さなくてはいけなくなってしまいます。
愛する人を殺さなくてはいけなかったヴィンセント…
なぜヴィンセントはアリシアを殺したのか…苦しみを抱えて２００年も生きたヴィンセントの想いが切ないです。
悲恋と言えば悲恋なんだけど、二人の会話やアリシアの明るさによって暗いストーリーになっていないところが素敵。
では、前置きが長くなりましたがあらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ
可愛がっていた弟子に殺され、200年後の世界に生まれ変わった「祝福の魔女」アリシア。
弟子は祝福の魔女を殺した呪いで不老不死になり、賢者の塔で一人引きこもっているらしい。
可愛い弟子の呪いを解くため、アリシアは前世の記憶を隠して、弟子のもとに転がり込んだのだが……
優しかった弟子は200年の間に、他人に心を閉ざすようになっていた。
昔のような弟子の笑顔が見たいアリシアは呪いを解くために奮闘するも、弟子には200年間隠し続けた秘密があるようで――。
魔女と弟子の200年越しのラブストーリー、ここに開幕！
感想
すごく切ないストーリーなのですが、アリシアがあまりにも一生懸命で明るくて可愛いので、なぜかほのぼのとしました。
こういうのを「素敵なお話」と言うんだろうなってジーンと。
私は原作も読んだのですが、二人を見守ってきたアダムと魔女・ヴァネッサの話も切なくてめっちゃいいです！！
アダムの正体もヴァネッサの想いも…何度も読みたくなるストーリーでした。
