クラスの中心人物・さくらのいるグループに属していて、強者として学校生活を送っていた主人公・今野。
空気を読んでうわべだけの笑顔でうまく生きてきた今野ですが、それが一変してしまいます。
なんと交流キャンプに行く途中にバスが事故を起こしてしまい…先生もさくらもみんな死亡。
生き残ったのは、たったの5人(後に一人増えます)。
なんとか生きて帰りたいと思う今野ですが、クラスで虐げられていた盛重がカマを手にしてしまい復讐を始めて…。
サバイバルというよりは、人間模様を中心に描かれている作品です。
途中で生まれた「信頼関係」も誰かが殺したであろう遺体が発見されて、またもや疑心暗鬼になってしまったり…(みんな精神状態が極限)。
誰が殺したのか、それぞれが抱える闇とは何か。
一気に読んでしまうほど面白い作品でした。
では、長くなりましたがあらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ

チカラを抜いて、空気を読んで。あたしは上手に生きていく。
そう思ってた、あの日までは――。
姫澤(ひめざわ)さくらを頂点とするクラスの中心グループに属し、強者として過ごしていた、今野(こんの)。
だが交流キャンプに向かうときに起きたある「出来事」から状況は大きく変わっていき――!?
感想
内容は重いのですが、先が気になって一気に読みました。
友達だと思っていたハルの本音や重盛が抱えていた憎しみ(いじめのことだけではなく)、堕ちることを選んだ日向。
人間模様に注目してほしい作品です。
最後に、今野への日向の想いが切なかった…。