タイトルがタイトルだっただけに、コミカルなものを想像していましたが
これは……泣ける!!
ストーリーを少し書くと(また後ほどにも書きます)
冤罪で国外追放をされたうえに嵐により船が遭難しかけるロザリンデ。
それを助けてくれたのが闇の国の王ハイドリヒでした。
彼に助けられたロザリンデは、ハイドリヒの身のお世話を任されて溺愛されるようになるのですが、ハイドリヒにはロザリンデには言えない秘密があって…
という始まり。
こういった溺愛ものはたくさんあるけど、この作品は「主人公の性格が気に入った!」とかそういった理由で「愛」が始まるわけではありません。
それが、ハイドリヒがロザリンデに言えない秘密にも繋がり、転生するときにロザリンデが失ってしまった大切なものにも繋がるわけですが…
“深い愛”や“絆”にめっちゃ泣けました。
本当に素敵な作品……
では、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ
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「お前が好きだよ。この先、何があっても、ずっと……」
大切なもの一つを代償に乙女ゲームの悪役令嬢に転生したロザリンデは、冤罪で国外追放され嵐の船で遭難しかける。
すんでのところで闇の国の王ハイドリヒに助けられた彼女は、彼の身の周りの世話を任されて寵愛される。
「賢くて美しい、いい女。夜ベッドに忍び込んでやろうかと思うほど」寡黙だが優しいハイドリヒに惹かれていくロザリンデ。
だが、ハイドリヒには彼女に語れない秘密があって――!?
感想(ネタバレあり)
実は、ハイドリヒとロザリンデは偶然出会ったわけではありません。
前世から二人は恋人だったのです。
けど、事故死してしまった二人…
また出会えるように同じ時代に転生することを望んだ二人ですが、ロザリンデはその代償として前世の記憶を失ってしまいます。
もう本当に、ハイドリヒの想いが切なくて……特にラストの涙には心打たれました。
想像以上に素晴らしい作品で、ぜひおすすめしたいです!!