ほぼ王子目線で進行するこの作品「ベタ惚れの婚約者が悪役令嬢にされそうなので。」。
溺愛してる婚約者・エリザベスを悪役令嬢にして、全然興味がないヒロインと自分(王子)をくっけようとする者たちを
王子自ら「ざまぁ」するストーリーです。
小説を書いたのは誰なのか、そしてそれを利用したのは…?
その犯人を王子自ら探し出すのですが、この王子…切れ者なのに、大好きな婚約者の前ではなかなかのヘタレ(あとストーカーみたい笑)
王子の心の声が面白すぎて何度も笑ってしまいました笑
ちなみに漫画が面白かったから、どうしても続きが気になっちゃって原作も読了。
では、あらすじと感想を書いていきますね(ネタバレあり)。
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あらすじ

ベタ惚れ王子は、婚約者の悪役令嬢化を絶対潰すマン!
巷で大流行中の、王宮を舞台にした恋愛小説『乙星』は、王子であるオレにとってはとんでもなく迷惑な代物で…。
婚約者エリザベスにベタ惚れな、王子ヴィンセントが大流行小説の裏でうごめく陰謀に立ち向かう!
全ては愛するエリザベスを守るため&二人の親睦を深めるためっ!
感想(ネタバレあり)
この作品の魅力は、エリザベスを溺愛している王子・ヴィンセントのタレだけど憎めない愛らしいキャラクター。
そもそも、エリザベスは政略結婚のための婚約だと思っているので、王子が自分のことを好きだなんて思っていません。
だから王子は、エリザベスの前では紳士のような感じに見せておいて(心の中は騒がしいけど)従者・ハロルドと二人っきりになると
溺愛が爆発!隠れ溺愛がすごすぎる!!
そして、従者であるハロルドのツッコミが辛辣です。
例えば…
殿下「この事件が解決したらオレはエリザベスとサーカスに行くつもりだ」
従者「殿下、それは不吉な呪言(しぼうフラグ)です」
とか
殿下「エリザベスに見張りをつけろ」
従者「ついにストーカーですか」
などなど、笑えるシーンがいっぱいです。
小説の通りにエリザベスを悪役令嬢に仕立てようとする動き(陰謀)は確かにあるけど
あんまりシリアスではないので、楽しく読むことができる作品でした!