どんなに強い敵が現れようとも、鬼になった妹を人間に戻すため…悪い鬼から人を守るために
必死で戦う炭治郎。
その諦めない姿に、感動する人も多いのではないでしょうか。
が
実は、そんな“諦めない”炭治郎が“諦めた”瞬間があるのです!
それは、炭治郎が珠世と愈史郎と出会ったときのこと。
アニメだと10話目で漫画(原作)だと3巻にあるシーンです。
では今回は、そんな「炭治郎が諦めたシーン」について書いていこうと思います。
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炭治郎が諦めたシーン

鬼である珠代と愈史郎に助けられた炭治郎と禰豆子。
炭治郎と禰豆子は二人の屋敷に招かれますが、そこで鬼の襲撃に合ってしまいます。
相手は「十二鬼月」だと名乗る「矢琶羽」と「朱紗丸」。
今まで遭遇してきた鬼よりも圧倒的に強く、炭治郎は苦戦を強いられます。
そんな炭治郎に愈史郎は
「気をつけろ!少しも油断するなよ!もし本当にそいつらが十二鬼月なら、まず間違いなくお前が今まで倒した奴らより手強いぞ!!」
と鼓舞しますが、炭治郎はと言うと…
「はい、わかりました!気をつけつつ、少しも油断せず、まず倒……今まで………はい!!頑張ります!!」
と、とりあえず頑張るという意思は見られるけど、なんだか答えるのを諦めたかのような返事でした。
【考察】「……」に入る言葉は?
「……」に入る言葉は2通り考えられます。
1つ目は「愈史郎の言葉通りの言葉」で「まず間違いなくお前が今まで倒した奴らより手強い」というもの。
2つ目は「反論しようとした可能性」から「まず倒す。今までもそうしてきた」といった言葉が入る。
意味は違うが根本は同じ
先ほどの「…」に入る言葉は意味は違えども根底にあるものは同じです。
1つ目は「戦いの最中に長文で返す余裕がない」
2つ目は「愈史郎さんに反論しても、押し問答になるかもしれない」
どちらも戦いの最中なのに面倒だということになります。
つまり、炭治郎は愈史郎さんにまともに返答をすることを“諦めた”ということです(余裕がないとも言える)。